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異世界うるふの転生記〜空き缶に始まる狼生活〜  作者: 真狼瑠スクレ
狼になっちゃった。
11/12

グッバイマッマ。はろーホモ・サピエンス。

本日はお日柄もよく、清々しい朝を迎えました。


早速ですが独り立ちです。一匹立ち?

何でもいいや。


鹿を引きずり洞穴に戻って来てはや2日。

一っっっ向に帰って来ない。

兄弟達は何かを悟ったのかどんどん出て行くし。

次の日には帰ってきてなかったもう一匹が帰ってきたけど俺しか居ないと見るとまたどっか行くし。

なに反抗期?親居ないのに?

てか俺みてどっか行くって酷くない?


鹿は洞穴から出て少し離れた場所に保管(放置)してある。

食べようと思ったけどマッマの為に取って来た獲物だからね、なんて言うか、気持ち的に美味しくて頂けない気がする。

それ以前に結構時間経ってるから怖い。

お腹壊しそう。ごめんね鹿ちゃん。

君の犠牲は大して活かされなかったよ。

弱肉強食だし問題無いと自分に言い聞かせつつ、ある結論に至った。

『マッマ、帰って来ない説』。

今更?知らん。


実際2日帰ってきてない訳だし。うん。帰って来ないと見て間違い無いと思う。


とりあえず。

ぼっち生活が始まる訳だし、自立した生活を送るべく運動です。筋肉は裏切らない。


食料は問題無し。味にこだわらなければ多少遠いけどよくゴブリンが居る場所がある。

まぁ味云々いってもそこまで繊細な舌してる訳でも無いので。


寝床、洞穴。

正直いい環境かと言われたら否。

寒い。今までは兄弟達とマッマで固まって寝てた分、お互い暖まれたから何とかなった、が。

知っての通りぼっちなんですよ。

我慢出来ない程では無いけど睡眠の質は健康に関わるからね。

健康にそこまで気を使ってる訳でも無いけど。気持ち的に。

水。これは近くに小川があるので問題無し。


あれ、結構良環境じゃね。

アリガタヤー。


っと。気づいたら鹿ちゃんを放置してた所に。

…ついでだし見て行きましょうか。ワンチャン食べれるかも。


…共食い?

〜は置いといて。


突っ込んどいた茂みは〜…あったここだった気が…


「ажЭвЫюйздб」


ふぁっ!?


「аюжЫПРНгсчщюф」


え?人?

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