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異世界うるふの転生記〜空き缶に始まる狼生活〜  作者: 真狼瑠スクレ
狼になっちゃった。
1/12

ぐっばいMy life。覚えてろ空き缶。


「へぶっ!!!」

一瞬だった。

そう本当に一瞬。

赤信号に間に合う様に走っていた俺を阻んだのは…

AKIKAN。

それを踏んだ俺は見事に前のめりに倒れ、顔面を強打。

『くそっ、面接前だってのに…服、汚れてないよな…』

俺は余裕のない中起き上がろうと上半身を起こした。

直後横っ面にありえない痛みが走った。

そのまま起こした上半身が押しつぶされた様な感覚に陥る。

痛みのせいで思考がまとまらない。

『あぁ…ここ道路か…』

そのまま目の前が真っ白になる。

『初任給でかあちゃんにバックでも買ってやりたかったなぁ…』

体が熱くなる、その熱に溶かされるように思考が止まる。





…冷たい。

五感が戻ってくる感覚。

耳を澄ませると雨が地面を叩く音が聞こえる。

目を開けたい…けど瞼と瞼がくっついたみたいに開かない。


『病院……?』


ぺちゃぺちゃと何かの音。

俺の体に何か生暖かくて柔らかいものが触れる。


『なんだこれ…何やってんの…?』


不思議と安心感が湧いてくる。


思考がおぼつかない。


その直後、猛烈な眠気が俺を襲う。

普通なら意地でも眠気を振り払うだろうが「何か」による安心感と相まって俺は甘く暖かい暗闇に身を任せる……


『取り敢えず……寝たい…………』

主人公をどう殺そうかと50分程悩みました。

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