始まりと終わり
1000年に一度バハムートが現れる、
バハムートは世界を1000年に一度世界を滅ぼし、新しい世界を創り出す、それを止めるには世界に降り立つ四本の聖剣を手に入れなければならない、ただ聖剣は四本だけではない、そして聖剣を使うには、1000年に一度の4人しか使う事が出来ない、
そして考えて欲しい......1000年に一度の4人が同時に世界に現れるかどうかを......
この物語はその4人が同時に集まった時の物語だ......
「ヴァイス!逃げて!」
「それでいいのか?!」
「親父!!!」
「俺が止めなきゃ!いけないんだよ!」
「いやぁーーーーーーー!!!」
「それは!死だ!!!」
「どけ!」
「ふざけんなっ!てめぇは、仲間を見殺しにしたいのか!?」
「何にも!何にもできないまま惨めに死んでいくだけだ!!!ははははははっあははははははっ」
「終わりなんだよ!」
「なんだよ!なんで?なんで」
「たかが子供で!ガキくさい夢だ!」
「世界を守る?!何様のつもりだ!」
「助けて...助けて...」
「君は.........?」
「ずっと...まってる...から」
「ヴァイス......」
「はっ!!!」
僕は夢を...見ていたようだ 僕は目をこする
僕は布団をめくって、ベットから出た、
「おはよっ 母さん」
「おはよ〜あっヴァイス?ルーナちゃんがーまってたよー、ご飯食べたら行きなさいよ?」
「わかった」
僕は色々済ませ家を出る、今日はなんか違う世界で生きているような気分だ、
「寒いな、上着着て来て正解だな」
僕は服のエリを整えて言った
「あっヴァイス ちょっとおそいよー?」
「ごめんね、今日はまき取りに行くんだったな?」
「そうだよぉ?」
「寒いし、行こうか?」
ルーナは頷いた
僕達は大きい村に住んでいる、まきものがあるのは、村を出て大きい山の上だ、そこは村全体を見回せるような場所だ
「くっしゅん!......」
あんま恥ずかしくてこういう事したくないけど
「これ着て?風邪引かれるの困る...よ」
ルーナはにっこりして、「ありがとう」って言った
この笑顔「ずるい....」
やべ声にだしちゃった、
「ん?なんか言った?」
「何でもないよ」
歩いてるうちに山に着いた、「あー疲れたぁー、やっぱりこの景色飽きないねーー?」
「あぁ、うんそだね」
僕達はまきを拾う、
「ねぇヴァイス?ヴァイスはさぁ?夢は何?」
「僕かぁー?」
「ねぇヴァイス?僕って言うのやめよ?もう11なのに」
「そうだね、俺はー親父みたいな
騎士に、騎士になりたいんだ、」
俺の親父は村の英雄だ、親父は何十年も、剣聖をやっている、聖剣の名はエクスカリバー、そして親父の名は、ルーク
親父は数々の敵と戦ってきた......
「そうなんだ、ヴァイスはルークさんみたいな人になりたいんだー」
ルーナはニヤニヤしていた
「どしたの?にやにやして?」
「なーーんでもなーいよぉー帰ろ?」
「うん」
僕達は森を出た、煙くさい何だ?、そして夢の最初らへんの辺りのような感覚だ、
「はっぁ!!!?」
僕の目に映っていたのは、村が魔物に襲われ、村が燃え上がっていた、「うそ......だ...ろ?...」
ルーナはその光景を見て固まっていた、
「戻らなきゃ!!」
俺はルーナの手を引いて走る、
「はあ はあ はぁ はぁ はぁ急げ...」
村に戻る、気づけばまきものなんて置いてきた、
ルーナは泣いていた、「どうして?......」
魔物は攻撃をやめずひたすら人々を殺したり、家を襲ったりしている、
「!!!」
村にいっせいに、騎士が入ってくる、親父もいた、騎士は剣を抜き親父が言った「いいか?!!!お前ら?!!!、騎士の心は鋼のように硬い、絶対に負けるなぁ!!!!全員!!!突撃!!!」
親父達は馬を蹴り一気に進んでいった、
「そうだ!母さん!」
俺は家に向かって走りだした、
「あっ、まってヴァイス!」
家に着いた、「母さん!!」
「きゃぁぁーー!!」
「ズバァッ」と音がたって俺の体に血が飛び散る、
黒い騎士の剣が母さんに突き刺さる、
黒騎士は何処かへと行った
母さんが一言だけ言った「ヴァイス!逃げて!」
そう言ってこの世を去った、
聞いたことがある言葉だった、
「はっ?はっ?はっ?か...あさ......ん、母さーーーーーーーーーーー!!!!!!ん」
俺の横の地面には、剣が刺さっている、「守らなきゃ...」
「シャキン」、剣を抜いて、ルーナを守った、
すると一体のゴブリンが、棍棒を持って襲ってきた、
「ゴブリン......邪魔だよ!!!しね!」
ゴブリンの腹を剣で切断した、
いつの間にかゴブリンに囲まれる、
「ウギィ!!」
「うるせぇよ...」
俺はゴブリンを殺した沢山...服は赤く染まり服はボロボロだ
「ヴァイス...」
ルーナが心配そうにこっちを見ていた、
「あっ!ヴァイス!!!後ろ!!!」
「ズバァ!」
「ぐっぅ!!」
俺は倒れた、クソ立てない、もがいても立ち上がる事ができない、
見ると、血のついたでかい斧を持っていた、黒騎士がいた、やばいルーナが、
だめだ!
黒騎士はルーナに斬りかかった、
変な音がした、骨を砕いて血肉を引き裂いていく音だ......
「あっ.......... 嘘だ!うそだ!うそ!うぞ!うぞだ!うわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
黒騎士はなぜか俺の事を襲わなかった、
向こうを見ると親父が銀色のワイバーンと戦っているのが見える、
俺はルーナはを抱き寄せる、「ルーナ...ルーナ......」
「ヴァイス......立派な騎士に.........なっ.........」
ルーナは息をしなくなった
ルーナが何を言いたかったのか分かる
俺は静かに泣いた、俺の涙がルーナの顔に当たった、そして雨が降る
それでも村は燃えたままだ、
「ルーナ...立派......騎士に...なってみせるよ......だから待ってて.........」
俺は剣を持って村を出て、歩いた何千キロも......