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ガシャンドカン

ワーワーザワザワ!!

「うるっさいんだよ、今何時だと思ってんだ!!」

私、神城凛(きみしろりん)はここ最近朝この言葉を外に聞こえない程度に叫んで目を覚ますことが増えている。

毎日毎日家の外で大人が騒いでいる。

騒がしいならまだ子供の方がいい……しかもうるさくしてるのが隣人というのがねぇ

この街で"隣人トラブル"は御法度だ。

なぜなら

『臨時ニュースをお伝えします。金網町(かなあみちょう)三番地六号団地にて隣人トラブルがあり、"仲介人"が動きます。近隣にお住まいの方は巻き込まれないようご注意ください。以上高橋がお伝えしました』

この金網町では"仲介人"と呼ばれる隣人トラブルを両成敗(殺害)する風習がある。

この街はこの風習のせいで外から忌み嫌われている。

私は仕事柄外に出ることもあるが、嫌われようといえば…………住んでいる街の名前を言っただけで殺意が向けられるほどだ。

まあ私がこの街に住んだ理由もこの風習に関係がある。

私はオカルト系の雑誌"シー"の記者をしている。

編集長から『今の時代ではおかしな風習の街があるから少し調査してくれないか? 百の現場を生き抜いた君にしか頼めない』そう言われてしまい断れなかった、というわけでもない。

私はオカルトが好きでここにきたのだ。

二十人以上いた同期はもう三鷹しか残ってない。

十人は退職、十二人は死亡他は行方不明

自己責任だから仕方ないと言われればその通りだ。

しかし私には私なりの誇りがあり夢がある。

今は隣人トラブルを起こさず街のことを調べる。

まだ調べられてないことだらけだ。

まずは風習の始まりを調べてみるかな?

見つけて読んでいただきありがとうございます!!

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