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百合の間に挟まる女

百合は、女性の同性愛のこと。 また、それを題材とした創作物のジャンルである。 ガールズラブとも呼ばれる。 作品の場合、女性同士の恋愛だけでなく恋愛に近い友愛や広く友情を含んだ作品も百合と言うことも多い

私が今見ているアニメも百合のジャンルに入るだろう。


「あ〜//そんなとこまで映しちゃっていいの!?」

一人の少女が四つん這いになりもう一人の少女が後ろから少女の少女に手を伸ばし──


日和(ひより)ー!! 早く寝なさーい!』

下の階から母の声がした


良いところだったのに、なんで起きてるのわかるんだよ…

母に注意されたら寝るしかない。昔注意を無視してアニメ見てたら、3日間朝食と夕食が刻みネギだけになった。玉ねぎではない長ネギだった、ましてや醤油とかも一切なく茶碗いっぱいの刻みネギだった。

あんな辛い(からい)思いはしたくないので電気を消しbed in した





pipiippiippiipii piipipiippi iiiiiiii

まるで寝相で蹴ってしまい壊れたアラームのような音を止めてリビングに歩き出す

私の足も壊れるかと思った



朝食を見て安堵していると母が心配そうな顔でこちらを見てくる

「ねぇあんた春休みの宿題大丈夫なの?昨日もアニメ見てたじゃない」

だからなんでわかるんだよ


ん?

「んぇ?」

頭の中と口が同時に動いた


「わたし今日から仕事で2ヶ月くらい北海道までいくからその間留守番頼んだわよ」


ん?ん?んぉぇん?

「んぇ?」

口が追いつかなくなった


「え!?私結構前から言ってたわよ!?」

「オボエテナイ…」

「はぁ家事の仕方も伝えたわよ」

「あばばばばくぁwせdrftgyふじこlp」

「じゃあ私は飛行機の時間もあるから行くわね」

「うううううううううあああああああううううああああああああ!!!!!」


諦めて登校した


「新入生の皆さんこちらでーす。席でお待ちくださーい」


・・・


『ご入学おめでとうございます。あなた達はこの高校に…


じゃ、おまえらクラス行くぞついてこい。』





はっ!

いつの間にかクラスについてた、どうなったんだっけ…

んーーー何も思い出せねぇ


「ねぇねぇ!あなた名前なんていうの!由希ね心音由希!!」

「え?あぅ」

何だこの元気っ子は!?ていうかめちゃ可愛い!ちっちゃい天使かよ!え~~可愛い!

ハッそうだ名前聞かれてるんだった。急に天使が出てきて混乱してた

「あ、私k」

「ちょっとだめでしょ!そんな勢いよく近づいたら!」

ohこれまた可愛い人、こちらの方はお姉さんって感じの人だしっかりしてそうで優しいそうな…

でも私挨拶遮られたな…ジーー

「え?あ!ごめんなさいッその挨拶を遮る気はなくてそのほんとにごめんなさい…」

お?この感じ陰キャか?陰キャお姉さんなのか?にしても見つめただけでこんな弱気になるのか

「私は混咲日和です。あの、全然気にしてませんから、大丈夫ですよ…」

「ホントですか!よかったで「日和ちゃん!!これからよろしくね!!由希って読んでいいよ!」

「うん、こちらこそよろしく。それでそちらの方は?」

「あ、私は有「こっちはね!有希ちゃん!!由希とゆきゆきコンビだよ!」

「うぅッんぐひぐ」

え?泣いてない?

「あの?大丈夫ですか?」

「うぅん大丈ぶぅ うぅ」

大丈夫じゃないよこれ泣き止まないんですけど、豆腐メンタルってやつだ始めて見た…豆腐じゃなくて綿あめじゃない?

「あ、有希さん下の名前教えてもらってもいいかな〜なんて…」

「うぇ!?あ、はい!わつし、ひか「ひか、ンンぐ

勢いで由希ちゃんの口をふさいでしまった。唇柔らか!え?触っても可愛いとかお得だよ!不思議な目でこっち見てる!

「んぐぐんん?」

口が!あ!すごい!!!やば!!

「あ、あのわたし光って言います…これからよろしくお願いします…」

「あ!はいよろしお願いします!」

由希ちゃんの唇とお別れの時、短い時間だったけどよかった

「なるほどね…由希が有希ちゃんのこと言っちゃっうから口を、そっか…」

やば!こっちも落ち込みだしたぞ

「大丈夫よ。その優しいところ大好きよ」

泣かされてたような

「ほんと?」

「ほんとうよ」

仲睦まじくハグする二人

それを見ている私


これ絶対そうだよね、なんかハグしてるとしてもなんか近い、心の距離が近いよ

「二人はどこまでやったの?」

「え?」「エッッッ!!??」

思わず口にしてしまった、反応的に由希ちゃんわかってないなかわいいそれに対して光ちゃん動揺がわかりやすいな

「な、何言ってるの!キスはしたけどそんな関係じゃないわよ//!!」

キスしたんか!?

「ねぇどういこと?どこまでってなに?キス?」

「キスしたこと言っちゃだめよ!!」

「自分で言ってましたよ」

「エッ!?」

PONだなこの人

「そんなことより、有希ちゃん!日和ちゃんもさっきみたいにタメ口で話そうよ!!もう友達でしょ!」

ohhh眩しいこの子眩しすぎる

「うんこれからよろしくね由希ちゃん!」

「何でふたりともそんなに切り替え早いのよ…」

初日からこんな人達に会えるなんて、これから楽しくなりそうだな


「おまえらー席につけー。自己紹介しようと思ったけど、宿題回収忘れそうだから先に回収するぞ」

シュクダイ カイシュウ

「───」


みんな宿題を教卓に置きに行き始める


「っすぅーーーー」


覚悟を決め歩き出す


「先生、宿題忘れました」

「お?そうかこれで2人目だなw。名前は……ごめんなんだっけ」

「先生、自己紹介してません」

「え?あ、そうだったな!一人目が自分から名乗ってきたから忘れてた!」

「あの、私混咲日和です。」

「ぴよちゃんね!了解」

ぴよ?

「よし!ぴよとゆき、あとで残れ!」


ゆき…由希…!!


思わず振り返ると笑顔で手を振る由希ちゃんと頭を抱えてる光ちゃんが教卓からみえた






先生について

名前 寝島 千花

身長 160.4

体重 4──

趣味 食虫植物 酒

あだ名 ねーちゃん ちかちゃん

未婚

悩み 新一年生の身長が割と高いこと(先生のクラスだけ平均的にでかい)

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