表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

45/49

41話 建国祭⑦

今回は性的描写を含むシーンがあるので、苦手な方は読み飛ばして下さい。

ロレッタ視点


「ロレッタ、久しぶりに2人で過ごせて楽しかったよ」


 日が沈み私とクリフトは王室に戻ると、ソファーに腰を下ろした。フィリップとシャルルはベッドで仲良く眠っている。そんな2人の側でシャーロットも丸くなっていた。


「私も久しぶりにクリフトとデートができて楽しかったよ」


 一時は火薬の騒動でどうなるかと思ったけど、子供たちの魔法? らしきものも見れたし、今後の成長が楽しみね。


「ロレッタ、君の行動力にはいつも驚かされるよ。今回も君がいなかったらどうなっていた事か……」


「私だけの力じゃないよ。クリフトやユーゴや兵士がいてくれたおかげよ」


「そうか……本当に謙虚だね。僕はこんな素晴らしい女性と結婚ができて幸せ者だよ……ロレッタ……隣においで……」


 クリフトがそっと私に手招きをする。これはクリフトが私を誘う時の合図だ……でも子供達がいる前だと恥ずかしいし……


 ちらっとベットの方を見ると、丸くなっていたシャーロットが起き上がって私に頷いた。まるで『ここは見守っているから行っておいで』と言いたげな表情だった。


 本当にシャーロットは察しがいいわね……それじゃあ任せようかな?


「ねぇ、クリフト、隣の部屋でもいいかな?」


「えっ……いいの⁉︎」


 クリフトは目をキラキラ輝かせると、嬉しそうにはしゃぐ。まるで子供みたいね。


「それじゃあ行こ!」


 クリフトは私をソファーに招くと、丁寧に私の着ていた服を脱がしていく。


「凄い……綺麗だね……」


 クリフトはそっと私の体に触れながら感嘆の声を出す。出産を終えた後は体型が変わると聞いたけど、私の場合は問題なかった。


「多分バーバラの作ってくれた新鮮なお野菜と、カトリーヌのお薬のおかげよ」


「そうか……2人にはお礼を言わないとな……」


 クリフトは私の長い髪を弄ぶように撫でると、顔を近づけてキスをした。そしてソファーに押し倒されて2人の体が1つになって重なる。


「ロレッタ……愛してるよ……」


 クリフトの甘い言葉と、溶けてしまいそうな快楽に包まれて、体の力が抜けていく……私たちは同じものを求め満足するまで愛し合った。


「君は本当に美しい……」


 心地よい余韻に浸っていると、またクリフトが私にキスを落とした。しかも今度は大人の方だった。徐々に甘くなるキスに体がうねりをあげる。


 一度限界を迎えたはずなのにその先を超えて、甘い悲鳴が部屋に響く。私はクタクタになりながらクリフトに抱きついた。

 

「ねぇ……私……凄く幸せ……こんなに幸せでもいいのかな?」


「もちろんだよ! これからも一生、一緒にいようね」


 クリフトは慈しむ様な目で私を見つめて、大切そうにギュッと抱きしめた。深い愛情が注がれて心が満たされていく。


 まさか女番長だった私が……異世界の王子様と結婚して、お姫様になって、子供まで授かるなんて……

 

 喧嘩に明け暮れていた前世とは大違い。こんな素敵な第二の人生が待っていたなんて夢にも思わなかった。

 ご覧いただきありがとうございました!


 広告の下にある星マークを押す事でこの小説の評価ができます。作品の応援をしていただけると本当に嬉しいです!


 ブックマークをしていただけると励みになります♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ