ダイアル公爵令嬢は変態に好かれてる2
過激なシーンがありますので、苦手な方は御遠慮下さい。
下着を取り返す為に、急いでカオルの部屋に駆け込んだ。
鍵が掛かっていたが、合鍵を強引に渡されていたので、入室する事が出来た。
「カオル、私の下着を返しなさい」
「いきなり何ですか。ダイアル様の下着なんて知りません」
「惚けないでよ。私の下着を盗んで、クンカクンカするような変態は匂いフェチの貴女だけです」
「人聞きの悪い事を言わないで下さい。大体ダイアル様の下着なんかクンカクンカしません。そんな面倒な事をしなくても、普段からダイアル様の体臭は堪能しています」
「余計悪いわよ。このド変態。私に近づくな」
「そんなに疑うなら、私の部屋を確認して下さい」
ずいぶん自信たっぷりに否定している。
簡単には見つからない場所に隠してあるのだろう。
「分かったわ。疑って、ごめんなさい」
「貸しにしておきますね」
仕方なく謝罪したら、ドヤ顔で貸しだと言いやがった。
カオル、後で覚えていなさいよ。
私はダイアル様の後輩で平民のネアンナ。
隣室からカオル先輩とダイアル様の言い争う声が聞こえる。
どうやらカオル先輩がダイアル様の下着を盗んだらしい。
カオル先輩の奴、絶対に許せない。
私の敬愛するダイアル様は五人の変態に囲まれて、とても悩んでいる。
ナルシストのナルカ先輩、ドMのエムル先輩、女装マニアのジョイ先輩、匂いフェチのカオル先輩、レズのユリカの五人だ。
私は心の中でコイツらを廚二病的な二つ名で呼んでいる。
変態戦隊デビルズという二つ名だ。
ちなみにピンクはカオル先輩、レッドはユリカ、ブルーはエムル先輩、グリーンはナルカ先輩、イエローはジョイ先輩だ。
いつかコイツらをダイアル様の周囲から取り除いてやる。
そして私だけを可愛い天使という二つ名で呼んでもらい、愛玩動物みたいに可愛がって欲しい。
【妄想開始】
『私の可愛い天使ネアンナ。貴女さえ居れば、他には何も要らない』
ダイアル様は耳元で囁いて、全裸の私を見つめて、柔らかい指先で全身を優しく撫で回してくれる。
【妄想終了】
廚二病を患っているド変態が現れた。
私は王太子のジゼル。
ダイアル嬢との婚約は本気だったのに、強引に冗談だと拒否されてしまった。
【回想開始】
『ダイアル嬢を私の婚約者とする』
『冗談は止めて下さい』
『冗談ではない』
『いいえ、冗談に決まっています』
【回想終了】
しかし諦めてたまるか。
あの未成熟な身体を蹂躙したい。
【妄想開始】
『や、止やめて下さい』
『抵抗するな』
ロープで拘束されたダイアル嬢のドレスを脱がせながら、未成熟な身体を視姦する。
怯えているダイアル嬢の表情は大変に性欲を高めてくれる。
もう我慢出来ないので、ダイアル嬢を欲望のままに犯した。
【妄想終了】
必ずダイアル嬢と婚約してみせる。
その為には五人の邪魔者を排除する必要がある。
ロリコンのド変態が現れた。
私は大商人の娘ショコラ。
「はぁ、婚約なんて絶対に嫌です」
私は父から突然に婚約を命じられて、激昂してしまった。
私には愛するダイアル様が居るのに婚約なんか絶対にお断りだ。
「絶対に嫌です。婚約なんかするくらいなら、修道院で生涯を過ごします」
「ショコラ、落ち着きなさい」
「私は落ち着いています。話がそれだけなら自室に戻り、今日の授業の復習をします」
「待ちなさい」
父の制止を無視して、自室に戻った。
「どうしようかな」
大商人である父は自分の意見は絶対に曲げない頑固
者だから、確実に婚約の話を進めるだろう。
「確かダイアル様には専属侍女が居ない筈よね」
ダイアル様の専属侍女になれば、婚約をしないで済むかもしれない。
それに五人のお邪魔虫を遠ざけられる。
「ダイアル様、相談があります。実は父親から望まない婚約を強要されています。ダイアル様には専属侍女が居ませんよね。お願いします。私を専属侍女にして下さい。そうすれば婚約を回避出来ます」
「・・・・・・他人の家の問題に関わる事は出来ませんので、お断りします」
拒否されてしまい、お邪魔虫を遠ざけられなくなった。
しかし諦めません。
「ダイアル公爵令嬢から卒業後に専属侍女になって欲しいと勧誘されました」
「・・・・・・」
婚約を回避しようと嘘の報告をしたら、父が驚愕の余り硬直してしまった。
もう後には引けないと覚悟を決めた。
必ずお邪魔虫を遠ざけてみせます。
そして妹(自称)として、ダイアル様をお姉様とお呼びして、精神的にも、身体的にも、愛し合います。
【妄想開始】
『ショコラ、愛しています』
『お姉様、私もです』
ダイアル様と私は全裸で抱き合って、愛を確かめて、何度も性行為をする。
【妄想終了】
妹願望のド変態が現れた。