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祓魔師の話  作者: かめさん
第五章 大祭司様とマルク
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告白

ここまで来て下さり、ありがとうございます。今回は短めです。

 僕は、罪深い人間だ。

 

 僕は、ブラスキャスターに住むファルベル家の次男として生まれた。

 

 しかし、いつの頃からか、両親が本当の両親では無いことを知っていた。本当の父は、遠くで働きながら偶に僕に会いに来てくれた。本当の父と、育ててくれた父は、兄弟同士だったのだ。


 でも、僕は生まれてこの方、本当の母親に会ったことが無かった。僕は周りの人に聞いて回った。僕の本当のお母さんは? 僕を産んだ人は? サイモン様の奥さんは? サイモン様が仲良くしていた女性は? 


 質問をあれこれ変えてみたけれど、誰も教えてくれなかった。だから、自分で調べることにした。


 どこから手を付けて良いのか分からなかった僕にきっかけをくれたのは、多分、兄とその友人がしていたと思う、ある祭司が除籍されたという噂話だった。副祭司よりも偉い人は、婚姻を禁じられている。その人は、隠れて結婚していて、二人の間に子どもが生まれていたとのことだった。

 

 僕はもしやと思い、王国にいる女性聖職者を調べ上げた。家族に怪しまれないようにするのが大変だったが、数少ない伝手を頼って文書を見せて貰うことができた。

 

 求道所にいる女性は多いが、侍祭、や祭司などの位を持っている人は数少ない。その中から、十年位前に除籍された人を探した。

 


 ブラスキャスター礼拝所・侍祭

 

 リリアンヌ・キャシー・オースティン

 

 ただ一人だった。


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