かくれんぼ
[かくれんぼ]
障子を開ける。隙間からは月明り。今日は満月。気にもしない。
散文的且つ、自ら。笑った。
気まぐれだ。時折覗かせる親へのコンプレックス、若しくは、自分への。
何が起きても、きっと、大丈夫であろう。
幽体離脱しているような感覚だ。
現実を恐らくは、受け容れきれていない。
キャパシティという線引きすらも、超えたのであろう。
蔓延るアダルトチルドレン。馬鹿馬鹿しい。
蹴飛ばして、俺は向こうに行く。
嫉妬や、間違えにしか見えない価値観。
それに操られた人間。
心の貧しさは価値観の浅さとイコールだ。
無意識な自己の押し付け、気付きにすら辿り着けない情けない足腰。
間違いなく、俺は飛んでいる。
見下したような、目線を送りながら。
きっと、そう。
気の向くままに歩く。
地面は狭苦しいから、空を歩こう。
愛した者を残してきた。
彼らは幸せに疑問等持たない。
笑うのみだ。
疑心暗鬼は時に役には立つが、どうにも、不自由だ。
出会いは無限ではないし、シャットアウトすれば実質、0にもできる。
似た者同士、繰り返す。
閃きが無ければね。
耳に流れるものは嘘をつかない。
いつも正直だ。
俺も、同じく。
正直だ、と信じてみたい。
呼吸と同じくだ。
当たり前になるのを
心から願っている。
雅
夜外に出て見上げる星空は凄く綺麗です。