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患ってます。恋、

お風呂にて

作者: 時 とこね


ああ!!


いつまでクヨクヨしてるんだ、私!

涙なんかお湯で流しちゃえ

今日ちゃんとお風呂掃除してて良かった

偉いぞ、私! だから元気出そう


人はいくらだって悲しいことがあるんだ

一個目くらいどうってことないさ

私は私なんだって私が言ったんだろ?

私が私を励ましてなにが悪いのさ!!


自己防衛だろうが何だろうが

生きてればいいのさ

自己中心とか何だろうが

今は私が一番大切なんだ!


だって私にとっても私は一人だけなんだ

私を失ったら、もう私じゃないんだ

私が私で私は私も私として生きているんだ

私は私を褒めてあげたい!

天才だって言ってあげたい!


だって、こんな私みたいな馬鹿なんて

滅多にいないから、好きでいたい

もったいないよ、泣いてるなんて

あいつに時間を割いてるなんて


私は私のやりたいようにやるだけさ

自由を奪う権利なんて誰にもないのさ

自由すぎで不自由になるのは

きっと甘えてるだけなんだ


私はもう卒業するんだ

こんな甘えん坊辞めてやるんだ

もっと自立した大人になるんだ

その考え方が子供っぽいのかな


でも、それでもいいや

私は私だから

ずっと子供のままでいたい

せめてこの目は子供のままで


見た目は子供、頭脳は大人

みたいなことではないけど

私は優しくありたいんだ

私にとって、私の大切な人にとって


今はいないけどさ


私はもう自由なんだ!

自由を勝ち取ったんだ!

今日も頑張ろう!

明日にはきっと元気さ!


たぶん。


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