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誤解を解くのって大変だよね。

今回は………暴走しますた

なので、

『この程度の悪ふざけは大丈夫だぜ!』

と、まあ大海原並の広い心を用意のうえ、読んで頂けたら幸いです。

以上、作者からの注意でした。

「………で、どうしたいんだ伊吹。」

政が腰を擦りながら問う。

補足事項だが、伊吹に押された政は、身長を測るヤツのあの尖ったところに………おお、考えただけで痛そうだ。

「うるせえぞナレーター。こちとら無駄に伊吹の喧騒に巻き込まれてない!」

確かに(笑)

「『(笑)』ってなんだよ!『(笑)』って!!」

「ちょっと黙れ政!今はどうやったら誤解が解けるのか考える時間だ!!」

伊吹が怒鳴る。

「お前が保健室で静さんと(自主規制)なんかしてるからだろうが!!」

「してねぇっ!!」

「…伊吹君が…強引に私を…」

静が頬を染めてそっぽを向いた。

「伊吹!お前ってやつは!!」

「だから違う…」

「もう誤解とか解く必要は無い!一生そこで静さんとイチャイチャして居やがれっ!!」

「人の話を聞けえええッ!!」


………あれ?作者〜。これ前回と似たような展開じゃね?

”気にするな。デジャヴだ。同じネタはなかなかウケないからな。”

初めて聞いたよ作者〜。じゃあこの会話はなんで繰返し使ってんの?

”趣味だ。”

………人気出ねーぞ、この小説。

”?何故だ??”

だってキーワード『ハーレム』とか書いてある癖に女性のキャラがあんまり目立ってないし、ほとんど伊吹と政とナレーターと作者の会話ばっかだし、真琴は空気だし、恭志郎も空気だし、俺は改造されるし、給料安いし、勉強めんどくさいし、移動するのめんどくさいし、食べるのもめんどくさいし、目を開けてるのもめんどくさいし、もう生きている事がめんどくさい。

”うん。途中から愚痴だよね。キャラの事は確かに困っているけど、ナレーターが突っ込むとこじゃ無いよねそれ。”

あ〜あ………こんなことなら別の人の作品のナレーターやれば良かった。

”………世紀末の型!!”

んぎゃああああああああっ!!や、やめっ!ぐあああああっ!!


「「「うるせぇナレータアァァァッ!!」」」

伊吹と政と保健室の戸を開けて入ってきた真琴が怒鳴った。

「…あ。」

が、真琴は入ってきて硬直した。

すかさず伊吹が駆け寄る。

狙いは、真琴。ではなく、保健室の戸。

体当たりをするように戸を強引に閉めた。

「真琴っ!話を聞いてくれ!!」

「………聞くことなんて無いわ………どいて。」

「駄目だ!!」

「はあ………どうせ『聞いてくれるまでどかない』でしょ。」

「………ああ。その通りだよ。」

「………なら………あなたを殺してでも私は出ていくわよ!」

部屋中に真琴が本気の殺気を充満させる。

政が冷や汗が背中を伝うのを感じる。

静は無言でそれを見守る。

伊吹も怖じ気づいていた。が、退こうとはしなかった。

「…でも俺は………真琴には真実を知って欲しい………。」

伊吹がじっと真琴を見つめる。


「………………………バカ。」

小さく、とても小さく真琴は伊吹を罵倒した。もちろん伊吹には聞こえないように。そして、

「はあ………。」

ため息。

「あのねぇ伊吹、こんな些細な事で私があなたを殺すか?」

呆れた顔をして伊吹を指をさす。

言われた伊吹は数秒間固まって考えてから、ようやく理解した。

「…あ…、あーあ、はいはいはいはい。成程ね。そうか、そういう事か。でも俺は真琴ならホントにやりかねかいなとおもぶげらっ!!」

言い終わらないうちに真琴が伊吹の顔面に向かって光速のライジングナックル(単なる速いパンチ)を当てました。モロにあたった伊吹はキリモミ回転しながら保健室の戸に突き刺さった。

………って、突き刺さったぁ!!?いやいやいやいや伊吹って保健室の戸の超至近距離にいたよね!?なんで突き刺さるんだよ!?作者!!表現方法間違ってない!??

”激流に身を任せ、流れと一体になり空気と同調するのだ。”

さあぁぁくしゃあぁぁぁぁ!!!誤魔化すんじゃねえぇぇぇぇっ!!!

「うるせぇぞナレータアァッ!!その四肢引きちぎって東京湾に沈めたろかコルァ!!」

うわ怖っ!!何時の時代のヤクザだよ!!後ろで政と静がめっちゃ怯えてるし!!そもそも真琴ってあんなキャラなのか!?

「はっ!!いけない。私としたことがつい素が…」

わあ、めちゃくちゃ怖いっ!多分前々回の不良三人組より怖い!!

”大丈夫だ。問題無い。”

作者!いや問題あ…さくしゃぁぁっ!!頭から血!流血してる!

”大丈夫だ。問題無い。”

いやいやいやいや問題ありまくりだよ!!

”大丈夫だ。問題無い。”

壊れたぁ!!作者壊れたあっ!!眼を覚ませぇっ!!



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「うーん………はっ!!此処はっ!!?」

伊吹が目覚めたのは保健室のベッドの上だった。そして何故か頭に激痛が走る。


………これを読んでいる読者の皆様。どうか作者を許してあげてください。最近、いろいろとストレスが溜まっているために、こんな形でストレスを発散させていることをどうかご理解頂きたく存じ上げま…

”余計な事は言わなくていい。続けろ。”

はいすいませんでしたぁ!!


「あ、伊吹。眼、覚めた?」

隣には見守るように真琴が居た。


何故か、添い寝で。しかもやけに女性の素肌の感触が服の上から感じる。

「・・・。」

伊吹。フリーズ。

「もお伊吹君。頭を打って気を失うなんて…大丈夫?」

逆サイドには静。

もちろん添い寝。こちらも服の上から分かる女性の素肌の感触。更に殺人的兵器が腕に確実に当たっている感触があ…

「・・・。」

ここで伊吹。容量オーバー。

パンクします。


ドバアアアアアアアァァッ!!


鼻から赤い鮮血が………更に口から魂がフワ〜。


「伊吹ぃぃっ!!真琴さん!静さん!何やってるんですか!!」

保健室の椅子に座ってくつろいでいた政が慌て伊吹の鼻を押さえる。

「何って………ギャルゲ的なイベント。」

真琴がベッドから這い出てきながら言った。ちなみに服は上下ちゃんと着ていた。半袖、ミニスカートだったが。

「そうそう。エロゲ的なイベント。」

今度は静がベッドから出てくる。

何故か水着姿で。

更に静のスタイルは『ボンッ、キュッ、ボンッ!』の三拍子揃ったナイスボディであ…


ドパアッ!!


政の鼻から血が吹き出る。

そして白眼を剥いて気絶。


純白の筈のベッドが伊吹と政の血で赤い鮮血に染まりつつあった。

辺り一面真っ赤な血。

全てが赤に、真っ赤に染まってゆく………。

             Bad end...









 









 










 










”なんじゃそりゃあああああああああ!!”

あ、作者さん、すいません間違えました。

          To be continue...





まず、


すいませんでした。


反省はしています。後悔はしていない。

これからもこんな悪ふざけな作品が続くかも知れませんが、大海原並の心を持って読んで頂けたらとても嬉しいです。ご理解の程、どうかお願いいたします。

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