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『休み時間』それは………死闘??

あっはっはっはっはっ〜


な〜んも考えてねーや。


あっはっはっはっはっ〜(笑)

休み時間になり再び昌子に生き返らせてもらった伊吹。

途中で昌子のカートらしきものに轢かれていたが一応、生きていた。


「ありがとうな静。また血を分けてもらって………。」

申し訳なさそうに伊吹が言う。


「いいのよ伊吹君。でもどうせなら私のぼ…」

「それ以上言っちゃ駄目だあああっ!!多分だけど伊吹死ぬから!!マジで!!」

静の言葉を遮るように政が全力で叫んだ。


「やだなあ政君は。一言も『母乳』なんて言ってないわよ。」

静さん。しれっと言っちゃいました。


どばああああっ!!


伊吹が鼻血で後ろにぶっ飛んだ。


「ああああああやっぱりぃぃ!!伊吹の耐性いろいろと弱っ!!」

政がぶっ飛んだ伊吹を見てから叫ぶ。


「政!!そんなこといってる場合じゃないよ!!止血止血!」

すぐ後ろで待機していた真琴が手早く伊吹の鼻をつまむ。


もちろんそれで止まるわけは…


「あ、止まった。」

真琴が当たり前のように言った…って止まんのかい!!


「ツッコンだ!!初めてナレーターがツッコンだ!!」

あ、本当だ。………って関心している場合じゃない。えーと………政はナレーターがツッコミをしたことに驚いた。


「しかもちゃんと仕事してる!?…ナレーター………何があった……??」

そこは流れに同化しつつ空気と一体になるんだ。政。

「………なんだそりゃ…………。」


――――――――以下省略――――――――


なんやかんやで、一応、伊吹の救助は成功した。


「丸々省くなあああっ!!」

政の叫びが空しく虚空に響く………。


「なーに上に向かって叫んでんだ?政。」

息を吹き返した伊吹が白い目で見る。


「あ、伊吹。生き返ったんだ。」

政が何事も無かったかのように伊吹を見る。


「『生き返った』って俺、死んだ覚えはな…」

「上野 伊吹きいぃぃ!!」

「どおこじゃあ〜っ!!」

「出てこいオラーっ!!」

伊吹の言葉を遮って、廊下から数人の怒鳴り声が響く。


「?なんだ??」

「?」

伊吹と政が廊下を覗くと、

どこかの世紀末とかに出て来そうな服装で、

赤いモヒカン、金髪ロン毛、紺のアフロ。

と、ヤンキー感300%の三人組が、我が物顔で廊下の中央を歩いて来ていた。


「おお!!お呼びだぞケ○シロウ。」

政が伊吹の肩に手を置いて言う。


「誰がケ○シロウだ。百烈拳とか打てないし。つーか、そもそもあんな奴等に因縁つけられる覚えねーぞ。」

伊吹が反論する。


「胸に手を当てて考えてみろよ。あ、静さんは後ろから抱きつくように伊吹の胸に手を当てないようにね。また死にかけるから。」

政に注意させられてムスッとなるが、抑えて席に戻る。


「・・・・・うん。無いな。」

5秒間たっぷり考えてから伊吹は言った。


「じゃ、確認しに行くか。あ、間違えた。『逝くか。』」

政が伊吹の肩に手を再び置いて言った。


「いや間違えじゃ無いし!訂正した方が間違ってるし!そもそも確認て…ええっ!!」

伊吹がツッコミ終わらないうちに政によって廊下に押し出された。


まあ、当たり前の如く三人組が伊吹に気づいた。


「あっ!アニキ!!あいつでっせ!!上野 伊吹!!」

紺のアフロが伊吹を指さして赤いアフロに向かって言う。


「いたああああああっ!!ブ、チ、コ、ロ、スッ!!」

ものすごい剣幕で伊吹に向かって走ってきた。


「なっ、なにいいいいっ!!」

驚きつつもちゃんと急いで逃げ出す伊吹。さっすが主人公。

「関心してる場合じゃねーよ、ナレータアアアァァァッ!!

説明してくれ!!

なんで俺が世紀末に出てくるような奴等に追われなければならないんだっ!!」

さぁーねぇ。自分で聞きなさい。


「奴が俺の静さんを盗った犯人かああぁぁぁっ!!」

赤いアフロが叫ぶ。


「ああ………成る程。そういう理由か………って、納得するかあああああっ!!」

伊吹の魂の叫びが響く。


「奴が俺の専属ナース&未來の嫁、昌子さんを奪った犯人かああぁぁぁっ!!」

と、金髪のロン毛。


「とばっちりだあああっ!!」

伊吹の魂の叫びパート2。


「俺の嫁、政を盗った犯人ーーーっ!!」

と、紺のアフロ。


「待てええええぇぇっ!!約一名、変態が居るぞっ!!しかも政かよっ!!」

伊吹の魂の叫びパート3。


〜教室〜


「………!!な、なんだ…??異様な悪寒が………。なんか………俺、狙われている………?何かに狙われている………!?とても………気持ち悪い物に………!!」

政が身震いしながら辺りを警戒して、いつ襲われても大丈夫なように15センチ定規をポケットに突っ込んでおいたとさ。


〜逃走中の伊吹君〜


「おイイィィッ!!上の件要らねえだろうがああああああぁぁぁぁぁぁっ!!」

伊吹の魂の叫びパート…


「黙れえぇぇっ!やってる方は楽かどうか知らんが、やられる方はマジでウゼえぇぇっ!!」

伊吹の魂のさけ…


「しつけええぇぇっ!!ホントマジでなんも考えて無いんかこの作者はっ!?」

伊吹のたま…


「いい加減にしろおおぉぉ!飽きたよそのフリ!!何回すれば気が済むんだあああぁぁぁっ!!」

全く………ツッコミばっかしてると後ろから殺られるゾ☆


「ウッザ!!ナレーター、ウッザ!!…って、のわああああっ!!」

伊吹がツッコミをしている間に世紀末三人組との差が縮まってきた。


「ブ、チ、コ、ロ、オォ、ス!!」

「八ツ裂キ八ツ裂キ八ツ裂キ八ツ裂キ八ツ裂キ八ツ裂キ八ツ裂キイイィィ!!」

「政政政政政政まさまさまさまさまさマサマサマサマサマサ!!!」

三人がそれぞれ呪文のように言いながら追ってきていた。


「ギャアアアッ!!いろんな意味で怖っ!!マジで怖っ!!」

確かにこんな奴等に追われたら恐怖だね。


「くっそお〜っ!!………って、あれは………!?」

地獄に仏とはこのことだろうか………伊吹の先には鬼の生活指導教師、森脇 悟。通称『鋼の男』。


「お〜いっ『はが』っ…森脇先生〜っ!」

伊吹が手を振りながら全力で逃げ続ける。


森脇がこちらを向く。


(よっしゃ気づ…)

伊吹が勝利を確信した。


次の瞬間―――――。


森脇はまず、先頭を走ってきていた伊吹を天井スレスレまで投げ捨て、

次に森脇に気づいて急ブレーキをしていた赤いモヒカンを軽々と背負い投げし、

隣の紺のアフロを足払いしながら金髪ロン毛を一本背負いまで持っていきねじ伏せる。

そして宙を舞っていた伊吹は足払いして転がっていった紺のアフロの上に落下した。


この間、約3秒。超高速の早業である。

ちなみに所要時間は、伊吹にたっぷり1秒。三人組を待つのにたっぷり1秒。三人組をねじ伏せるのに赤に0.4秒。紺に0.1秒。金髪に0.5秒でした〜。


「…お前ら………廊下を走ってはイカーーン!!」

森脇(鋼の男)が4人を怒鳴り付けた。


「………………はい………。」

伊吹はただ一言。返事を返す事しか出来ませんでした。続く。

はい、ありがとうございました〜。


………え?タイトルと内容が少し違う??

はっはっはっはっはっはっは(笑)

気にしたら負けだよ

はっはっはっはっはっは〜…………………………………………



すいませんでした。

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