第1話
初投稿です。よろしくお願いします。
ですが、のろのろ投稿です
約3年前、世界中に突如として現れたダンジョン。小説やゲーム等でお馴染みのモンスターなるものが存在するこのダンジョンが何の意味があって現れたのか誰も知らない。
現在わかってる事は大まかに
⚪️ダンジョン内で初めてモンスターを倒すとリングがドロップし、そのリングを身につけることで自身の強さ(星の数)が見れると言うもの。
⚪️稀にスキルリングなる物がドロップする。
⚪️リングを身につけていないとダンジョンで得た力が発揮出来ない。
⚪️スキルリングを身につけていてもダンジョン外ではスキルが発動しない。
⚪️リング所持者が死ぬと保有していたリングは消えて無くなる。
他にもリングについての仕様はありますが追々説明していくとします。
「ピッ」
「お疲れ様でした」
今日は金曜日。定時でタイムカードを読み込ませて足早に会社を出ていく四十代の男性。
もう子供達も社会人となり、手がかかることもなくなり、趣味のバイクで出かけるのが休日の過ごし方だ。
この男性の勤める会社は三交代勤務であるが、交代勤務ならではの嫌がらせの多い職場に嫌気がさし朝勤(朝から夕方勤務)に移動してきた。
勿論、給料は十万円ほど下がるが、自身がノイローゼになるよりかはましであろう。実際にストレス太りもなくり、体調も良い。そんな職場を足早に去っていく男性が、この物語の主人公「武田 宗一郎」
§
彼は駐輪場に止めてあるバイクに跨がりエンジンを始動させた。秋も終わり十二月に入り、通勤するにはかなり寒いが防寒装備にハンドルカバー(少し格好が悪い)。おじさん臭いと思われようが、格好より快適性重視で選んだこの装備で帰路につく。
自宅までは三十分程。職場から自宅までは信号も少なく、田舎道。そんな田舎道の山越えの道路を走っていた時、目の前に大きな建物が見えてきた。
この建物は三年前に世界中に突如として現れたダンジョンを管理する為に作られたダンジョン協会事務所(通称 JDA)。
ダンジョンが現れた当初は警察や自衛隊が出動し、完全包囲で一般人の進入を禁じていたが、一~二年もすれば政府が規制しているのは違法だ!と騒ぐ人達が増え、今では一般人に開放している。しかしダンジョン内にはモンスターなる未知なる生物が闊歩し危険な為、探索者なる資格がないと入れない仕組みだ。
この探索者の資格はと言うと、特に難しい資格ではなく半日程講習を受け死亡しても政府には関係ない[自己責任]としてサインさせ、資格を与えてると言ったもの。
当時は我先にとダンジョンに潜る者も多かったが、今ではまばらに人がいるていど。それはダンジョンに潜ってはみたものの、ハイリスクに対してローリターンであった為に過疎化していくのであった。
そんな建物を横目にバイクを走らせていく。
慣れない執筆で最初は面白くはありませんが、徐々によくなっていくと思います。
完走出来るように頑張りますので、応援よろしくお願いします。