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 本日二度目のワクチンを接種してきた。

 ワクチン接種は二度目が本番、二回目は一回目よりうんとつらい。そんな話を聞かされていたので、小心な私は今回もビビりまくりである。一回目のときは無駄になったと抜かしていたが、しっかりとポカリスエットとウィダーゼリーを買ってから接種に向かった。

 結論からいえば、やはり杞憂に終わったようだ。むしろ腕の張り具合でいえば一回目のときよりマシなぐらいである。それでも油断は禁物だ。どことなく頭が痛いような気がするし、心配しすぎてそう感じるだけかもしれないが、明日は休みをとっておいてよかったと思う。


 いま世間ではコロナウィルスのおかげで大変なことになっている。一日に全国で2万5千人ほど、実際のところもっと多いのだろうが、そんな数の患者が出ているわけだ。ウィルスなんてのは増えれば増えるほど観戦経路も増えるわけだから、これからはもっと加速度的に増えていくかもしれない。正直なところこれを抑えるにはロックダウンしかないだろうと考えている。しかし日本は憲法だか法律だかでそれは実行できない。というわけで、これはもう抑えようなさそうだ。

 これの難しいところは、百人に一人馬鹿がいれば感染が拡大するという実態だろう。世界は広く、とんでもない天才がいれば信じがたい馬鹿がいることを私は知っている。コロナウィルスっていうなんかやばくてスゲーウィルスみたいにしか考えていない連中は確実にいて、そういった刹那的な生物は目に見えない危険よりも即物的な楽しさを優先するものだ。だから多分大丈夫でしょで物事を敢行し、たとえかかってもドンマイくらいに考えている。そして実際感染したとしても、そう大きな被害を被るわけではなにが現実だ。だが彼らが作り上げたつながるはずのなかった感染経路はネズミ算式に拡大していき、事態の収拾を不可能なものにしていく。

 だが私には彼らが悪いとはいえないし、それを抑えることができない政府が悪いとも言い難い。まあ最近の政府関連の悪評は目に余るものがあるが…。むしろ政治家があれだけのことをしているのに興味をもたない国民が悪いだろう。安定というのは膿を生むものなのか。利権に目をくらませる人もそうだが、生まれてこのかた権利のために戦ってこなかった我々にとって、政治というのはどこか遠いものに思える。これもまた一種の膿なのだろう。

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