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日本人というのは会議が好きだと、そういう風に馬鹿にされることがある。つまるところ生産性のない話を延々と続けるということだ。確かに優柔不断な人間性がうかがえるに日本人にはそういうところがあるのかもしれない。だからといって、会議の始まる時間すらはっきりしていないなんて、そんな馬鹿な話があるだろうか。
今日は珍しく仕事が16時に終わる日だったので、私は帰ってゆっくりしようとウキウキで退勤をきったのだが、主任が「じゃあまた、夜に」と言い出したのだ。もちろん自分は冗談だと思ったので、「いや~、きついっすねぇ」なんて言っていたのだが、どうも主任は本気で言っているみたいだった。なんと今日は18時からミーティングがあるのだと。
せっかく帰ってゆっくりしようと思っていたのに、それではまったく寛ぐ時間もないではないか。帰らなければいいという意見も頂いたが、もちろん全力でお断りした。帰りに買い物にいって、風呂に入ればもう時間だ。車に乗って再び職場まで足を運ぶ。17;20に家を出て、余裕をもってついていたのだが、おかしなことに18時になっても誰も現れない。不思議に思って先輩に電話してみると、寝起きの先輩が起こすなと少し怒りながら電話にでてきた。なんと先輩もミーティングがあるという話を聞いていなかったらしい。
もしかして主任の勘違いではないかと思い始めたが、そういうわけでもないらしい。結局待っていても誰も来ないので、私は近くのコンビニまで出向き夕飯を買ってスタンドで飯を食う羽目になった。それでやっとメンバーがきて、ずいぶんと遅れてのミーティングが始まる。そして当然のように長引き、解散したのは19;40ごろだ。これで一時間しか給料が発生しないというのだから、ほんとに嫌になる。
いや、長引くのはまだいいのだが、ミーティングがあるという情報がまったく伝わっていなくて、結局私一人が馬鹿みたいに待ちぼうけを食らうというのが腹立たしい。家にいれば勉強ができたし、動画を見てゆっくりもできた。大好きな鍋で夕飯を楽しむつもりだった。ついでに時間が余れば少し絵を描こうと思っていた。
休みだと思っていたのに、そうでなかった。しかも行っても自分がぞんざいに扱われた。この感情をなんといえばよいのか、素直にむかつくとしか言葉にできない。というわけで、せっかく早く帰宅できるのにむかつく一日になってしまった。
明日に向けて心をポジティブに調整しなければ。