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 今日は基本情報技術者試験の勉強を最低でも三時間はするという話だったな、あれは嘘だ。というわけで今日は一分も勉強に取り組むことはなかった。いや、いいわけをさせてもらうとかなり面白い漫画にであってしまったのだ。


 私はニコニコ動画の民なので、当然のようにニコニコ漫画というアプリが携帯に入っている。このニコニコ漫画というアプリなのだが、なろうとの親和性が高いらしくまあそういったチートものとかの漫画がいっぱいあるわけだ。だがまあ私はそういったものはあまり好きではないので読むことはないのだが、そううったメジャーで押されている漫画とは別で個人が作っているような商業誌にはなりえないような作品がゴロゴロ転がっているのだ。

 なろうもそうだが、素人の作るものというのはたいていプロのものに比べると拙いものばかりだ。しかし、中には驚くほどに私を惹きつけるような魅力的な作品が不人気なまま眠っていることがある。ボカロなんかを聞いていても思うのだが、私は人と少し感性がずれているというか、天邪鬼な性格をしているらしく自分で見つけたものに価値を置きたくなる。

世間が絶賛しているもの、誰かが勧めてきたもの、皆が知っていて褒めているという前提が含まれると私は作品をフィルター越しでしか見れなくなる。その作品が本来持っていて味わえたであろう悦びや楽しさを、私はフィルター越しにすました中学生みたいな視野でしか見ることができなくなるのだ。これは非常な損失であると思う。

 例えば、フェイトやグランブルーファンタジーといったソーシャルゲームが一時期もてはやされていたが、ファンタジーが大好きな私にとっては面白いゲームであったはずだと思う。だが、兄や友達がやっていて、みんなが知っているというのがなんとなく私には嫌だった。だから心のどこかでそのゲームのことをバカにして、楽しいものでないと思い込んでしまった。今でもかなりの人気があるのだし、間違いなく面白いゲームであることは疑いようがないが、それでも私が心からこれらのゲームを楽しめる日はこないだろう。おそらく私がこのゲームについて知ることは同人誌で語られること以外はないまま終わる。


 どうしてこんな面倒くさい性分を持っているのか、そういえば真剣に考えたことがなかった。おそらくだが、私は特別でありたいのだろう。もっと簡単にいうと、他人とは違う人間でありたいのだ。

 オンラインゲームを始めるとき、私はマイナーで玄人向けといわれるような職業を使おうとすることが多かった。当然初心者がそんなものを上手に使えることはなかったので、うまくいかない結果に終わっていたので最近では初心者にお勧めされているものを素直に選べるようになったのだが。これは私が大衆と同じようなことをしたくない、没個性の人間でありたくないという心理作用が働いていたのだろう。もちろん誰でもそのような気概はあるのだろうが、私はそれが人より幾ばくか強いのかもしれない。

 この欲望とうまく付き合っていくことも私の人生にはとても大事なことになるだろう。欲望とは悪いものではないし、上手に使えれば生きるエネルギーとなってくれるが、過ぎたれば身を滅ぼす結果につながることは重々承知している。どのように割り切るかで、この欲望を手名付けてやらなければならない。

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