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五日目にして完全に日記を書くことを忘れかけていた。これは実によろしくない兆候だろう。一日の終わりに日記をしたためるという習慣を少しでも早くつけるようにしたい。習慣化するとそれなりにつらいことでも続けることができるらしい。勉強を一日五時間やっているという人が、慣れたら大丈夫といっていた。
しかしながら私はこの習慣化とか計画的とか、そういうのがとにかく苦手なのだ。習慣化については今までもさんざん語ってきたのでいうまでもないが、計画性においても小説のプロットを考えようとする前には力尽きてしまう。結局未完の小説を、しかもほとんど書いてないものを、三つもぶら下げた状態で、さらに執筆中小説の中には五十ちかい他作品が温まっている。
私に何がかけているかといわれれば、トップ五位の中に計画性というものがでてくるだろう。世間ではさんざん馬鹿にされているチーレムもののなろう小説だが、私にとってはちゃんと小説をかいて、完結させているというそれだけでも非常な尊敬に値することだ。そう言いたい。小説を書いたこともないやつらにそのことを言いたい。批評家気取りの大ばか者にはそのことを懇々と説明してやりたい。しかしそれは私が小説を未完のまま放置していることを永遠と言い訳しているようなものなのでできないことだ。
さて、日記といいつつもほとんど日常生活について触れていなかったこの日記であるが、皆さんはきっとこいつはまた怠惰な日々を過ごしているもんだから、言い訳がましくこんなことをつらつらと書いているのだろうとお考えかもしれない。
しかしながら、実は着実と私は健全になりつつある。いや、確かに世間一般の評価と比べれば怠惰な日々だろう。しかし私は自身の今までの生活と比べるならば大きな一歩を踏み出しているといってもよい。最近では何かスキルアップをと思い、プログラミングについて独学で勉強している。文型のアホがまた馬鹿なことを、と自分でも思っているのだが、まあ何もしないよりは何かを学習しているというのはよいことだろう。今尼ではスマホを見ながらやることねぇなとスマホを閉じて、やることねぇなとスマホを起動していたのだが、最近ではやることねぇなとスマホを閉じれば他のことに手を伸ばすようになったのだ。
今日などはスマホの使用時間が8時間であった。そのうちの2時間はプログラミング学習のためにユーチューブをつかっていたので、一日平均12時間というスマホ星人みたいな今までに比べればやはり大きな進歩である。
というわけで、これからも私自身の成長については乞うご期待していただきたい。まだまだ就職の意思はあるし、海に身投げするつもりもない。より良い自分というものを描いていきたいと思うのである。




