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三日目にして特に書くことがない。書くことがないのに向き合っているのは偉い。今日は仕事の帰りにスタバに寄ってきた。
スターバックスといえば言わずと知れたオシャレ喫茶店だ。スタバで長い名前のラテみたいなのを横に、MacBookで武装して空間に浸ることを生きがいにしている人間がいると勝手に思っている。そういうスタバ民から白い目で見られるのが怖いので、基本的にはスタバに近づかない。店員もイケメンと美女しかいないし、キラキラオーラ出しているので近寄りがたい。青春コンプレックスが刺激されるのだ。
とはいえ、理由があればいくのだ、今日みたいに。母親から誕生日プレゼントにもらったスタバギフトがあったが、その有効期限が今月末、つまり明後日までだったのだ。明日は走りに行くし、明後日はカラオケ会がある。つまりチャンスは今日しかない。というわけでいってきた。朝出る前に勉強用の道具も持って出た。
スタバはオシャレだし高いが、食べ物の品質は確かなものがある。今日食べたチョコドーナツもおいしかった。最近はミスドをあまり食べていないが、ミスドよりおいしかったと思う。一昔前はとにかくお金がなかったので喫茶店で昼飯と同じくらいのお金を出すことにかなり強い抵抗があった。しかし今は比較的お金に余裕がでてきているので、「質の高い空間」というものを求める人間の気持ちがわかる気がする。
マズローの5段階欲求というのを見た。人の欲求には基本的な順番があるというものだ。
１．生理的欲求：食欲、性欲、睡眠欲
２．安全欲求：金銭的欲求、安全に関する欲求
３．社会的欲求：コミュニティに属する欲求
４．承認欲求：人から認められたいという欲求
５．自己実現欲求：自分をレベルアップしたいという欲求
低次の欲求が満たされるほど、次の段階の欲求が強くなるというものだ。さっきの話はこれにきっちり当てはまるわけではないが、ここからわかることもあるかもしれない。私は１と２が満たされてきて、３．４．５の欲求が高まっているのかもしれない。とはいえ、私はけっこう自己実現欲求が高いと思っている。それにしては他の欲求が満たされていない。サイトの紹介でもこの欲求段階という仮説は絶対のものではなく、順番がひっくりかえったりすることもあるらしいとか。人間を理解するというのはやはり難しいものだ。でも、心理学の勉強とか面白そうなので一度やってみたいとは思う。
大学受験で受かったのは哲学科と心理学科だったのだ。どうして哲学なんてものをやろうと思ったのか。心理学のほうが便利だし、面白そうなのに。だがうまく説明するのは難しいのだが、哲学というのは心の根っこになる部分を整える機会を与えてくれたようにも思うのだ。私という人間は一昔前に比べて大きく変化したと思っている。その起爆剤となるものが心理学にいったｉｆの私に備わっていたのか分からない。つまり、今の選択も良かったと思っているということだ。
