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 気づいたら土日になって、気づいたら土日が終わっている。いつからかそんな日々が多くなってきた。人生は光陰矢の如し。

 昨日は高校の同級生とあって、ペルー料理を食べてきた。異国の料理を食べよう会、ということで2回目になる。1回目はロシア料理であった。その店は渋谷駅から徒歩10分圏内、人の賑わいから少し離れた路地裏にあった。ミラフローレス渋谷桜ヶ丘店だ。隠れ家のような雰囲気と異国らしいオシャレな装いで、期待したムードとしては上々だ。悲しくも男三人での来店であったが、あそこらへんは色々とオシャレなお店がいっぱいあったので、姫君がいる人は一緒に訪れるのも良いだろう。

 最初に卓上に提供されたのは野菜サラダ。これは特別珍しい要素もない野菜サラダであった。まあ最初に前菜として野菜を提供するというのは意外とどこでも共通の文化なのかもしれない。野菜から摂取することで血糖値の急上昇を抑えるとリングフィットアドベンチャーで習ったのだ。続いて提供されたのは、卵ソースポテトとでもいえばいいのか。5ミリ程度に薄切りされた柔らかいポテトと卵のまろやかなソースがついたものだった。初めて食べたが優しい味わいで食べやすい。今調べてみたら「パパ・ア・ラ・ワンカイナ」という料理であるらしい。ちなみに卵ソースではなくチーズであった。

 次に焼き串だ。鳥、豚揚げ、ソーセージの3つだ。基本的に普通の味わいであったが、ひとつ珍しいと感じたのは豚揚げだ。豚の角煮のようなものが串にささっていたのだが、かんで見ると薄い衣がついていて、ぱりっとした味わいがある。豚を揚げるというのは多そうなものなのに意外と思い当たらない。いやよく考えたらトンカツは思いっきりやっているな。でも薄い衣なのでそれともちょっと違う感じだ。

 さて、続いて出てきたのはかぼちゃスープとカナリア豆のかぼちゃスープ漬けだ。かぼちゃスープのほうは水っぽく塩気がきいている。コーンスープのようにとろみがあるものばかり飲んできたので、ギャップに驚かされた。カナリア豆というのは初めて聞いたが、要は普通の豆だ。私に豆の違いを感じれるほどの深みはない。ペルーでは食べられている料理なのだろう。味としては、まあ一般家庭でもよく食べられているのだろうな、みたいな無難な味であった。

 スープの前にムール貝が出てきたのだった。これはいかにもペルー料理代表のような感じで、トマトや玉ねぎ、白い豆など色彩豊かな野菜が上に載っていた。一緒にいただいてみると、ムール貝と酸味が合うことに驚かされる。海鮮とくれば醤油か塩しか知らない私には新鮮な体験であった。正直、見た目ばかり重視してあまり美味しくないのではと思っていたので良い意味で期待を裏切られた形だ。

 そのあとも二品くらいメインディッシュが出てきたのだが、正直そこらへんで大分腹が膨れてきてちゃんとした味の品評はできそうにない。お酒はシャンディガフをいただいた。他でも飲んだことがあるのでペルーの酒というわけではないのだろうが、これも存外美味しく飲めておかわりまでしてしまった。前に飲んだときは独特な味わいであまり美味しいと思えなかったのだ。あれはたしか缶のやつだったと思うのだけど。ビールとジンジャーエールをわっているお酒であるらしい。たしかにお酒初心者にはビールよりシャンディガフのほうが飲みやすいのかもしれない。

 というわけで、今日のことを記す前に意外と書くことが多かった。本当は2本立てにしようと思っていたのだが。ま、明日暇だったら書きましょうか。

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