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先日。といってもそこそこ前にモンハンの最新作が発表された。モンハンワイルズだ。もちろん昔からのモンハンファンである私はプレイしたのだが、思ったより長時間はプレイしていない。ストーリーを終わらせて、少しやったくらいだ。プレイ時間は30時間くらい。普通のゲームなら平均的な時間だが、モンハンとしてはいささか短いか。アイスボーンとかはかなりやりこんでいたからなあ。あれは時間がありあまっていた大学生だからこそできた所業ではあったが。とはいえ、ライズのときはもっとやっていた気がする。ライズが発売されたのは私が会社に入る数日前とかだったが、初年度忙しいにも関わらずけっこうやったものだ。あのころのバイタリティはどこにいったものか。
ワイルズも相変わらずランスを使ってクリアした。ランスを使っているとモンスターのどこが安全地帯なのかを意識することが減るので、別の武器を使うとけっこうつらい。基本的にモンスターがどのタイミングで攻撃してくるかしか見ていないのだ。あと拘束攻撃はガードができないのでかなり意識している。
せっかくなので新しい武器でもと思ってこの前狩猟笛を使ってみたのだが、これが結構難しい。というか音符のどの音を鳴らせばどんな効果が出る、というのがわからなくて戦闘中もずっと画面右上の効果リストを睨みながら戦っている。こういうのはとにかくやりまくって指におぼさせるしかないのだろうな。ピアノと同じだ。
今作のモンハンはちょっとストーリーへのこだわりが強すぎたように思える。別にストーリーを失くせとは言わないが、モンハンユーザーが求めているものはモンスターを狩ることであって、それにまつわる生態系なんてのはおまけ程度でわりかしどうでもいい。モンスターを倒したらちょっとした生体ムービーが見られるとか、そういうのでいいんだ。私はそう思う。
ところが今作は主人公もアイルーもがっつりしゃべるようになり、ストーリーの進行によって行動が制限されることが多い。プレイヤーはモンハンの世界で、良識のある大人になることを求められる。私たちはアクションゲームをやろうとしたら、RPGをやっていた。そんな具合だ。
それでストーリーが面白いかというと、うーんと頭を悩ませる。つまらないと一蹴することはないのだが、面白みはない。無難すぎる。全世界に出すのだから当然なのだろうが、かなりあれこれと配慮してつくったのだろう。ストーリー中に主要キャラがモンスターに喰われるとかあったら緊張感も出るのだが、さすがにそんなことはしなかった。むしろピンチのシーンでもモンスターがノロノロと威嚇しているだけだったりするので、リアル感を大事にしているわりにはそういうのを見せられるとうーんとなる。はよ食えやと言いたくなる。
でもアクションは面白い。面白いのだが、ランスのジャストガードがライズから弱体化されて悲しい。派手なガード演出がなくなったのはリアル路線である以上仕方がないのだが、反撃技があまり強くない。十字切りを返してくれ。ほかの武器は新必殺技とか出てきてカッコよくなっているのに。。




