24 6/2
スパルタンレースにまた出てきた。もう出なくていいかな…と思いつつもこれで三回目だ。おかげで今日は全身筋肉痛だ。おまけに手袋を忘れて素手で競技に挑んだので、手の皮がむけたりして痛い。私はぶら下がったりする競技には意外と適正があるのか、投げ槍以外全部成功できた。これでも運動神経は良い方だったのだ。だが、途中で足を攣ってしまい、そこからは走るのもけっこう辛かった。足がガタガタだ。
今気づいたのだが、明日の朝飯がない。BASEBREADを切らしてしまっているのだ。雨もやんだので、これを書いたらちょっと近場のスーパーまでいってこうようか。
最近たまに小説の設定を考えたりしている。またかと言われたらそうなのだが、まあ考えるだけなら自由だからね。何か新しい作品を見たりして感化されると、自然とこういうの作りたいってなるのだ。ならないだろうか? 語るべき人もいないので、たまにこうしてここで吐き出すのだ。
街の端、養いきれない赤子が捨てられるのは、この世界ではよくあることだ。既に死にかけていた赤子を拾い、老婆はせめてもの供養と思って温かい飯と寝床を与えた。驚くことにその赤子は死の淵を乗り越え、虚弱ながらもすくすくと育っていく。五歳を越え、老婆は少年をデリーと名付ける。死の隣人、彼には普通の人とは違うものが見えているようだった。
老婆は呪い士であった。産婆として街の娘の出産を手伝い、死の淵から赤子を拾い上げ、ときに返す。例えなくてはならずとも、穢れに近い者は白い目で見られるのが常だ。老婆はデリーが自分の力で生きていけるよう、様々な呪いを教えてやった。痛み除け、道占い、虫殺し、そして死霊の宥め方を。
そうした日々を過ごすことしばらく、デリーには以前よりもはっきりと不思議なモノが見えるようになっていた。それは老婆にも、街の人たちにも見えていないようであった。
そしてデリーは家の裏手で不思議な男に会う。意匠の入った鉄の全身鎧、腰に佩いた剣、それは騎士の装いであった。この家は街から離れたところにあったので、人がいることは稀だ。その男は薬草を摘みにいく老婆の姿を見つめていた。
ここまで書いたが、これ以上の展開が思いつかないので、とりあえずストップだ。コンセプトとしては死者と一緒に戦う系の主人公というやつだ。ちなみに元ネタはエンダーリリーになる。




