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 なんだか疲れたな。理由はこれといってないが疲れた気がする。もう人生を惰性的に生きる用意ができてしまった感じがする。今までがそうでなかったかといえば、そうだったのかもしれないが。休日に誰かと会って話すと微妙に疲れる。私は人と話すのがけっこう苦手なんだな。取り繕うことはある程度できるのでなんとかなっているけど。


 去年の三月に注文した初音ミクのフィギュアの出荷日がやっと決まった。二月末に出荷するらしい。去年の九月から延期し続けて、やっとだ。もう待ちくたびれてしまったよ。

 サザンの津波が弾けるようになりたくて、そこそこ頑張って練習している。メロディはだいぶ弾けるようになってきたので、今はコードの練習をしている。これが本当に難しい。音を同時に三つ鳴らすので、当然指三つを正しい位置におかなければならない。同時に音をならすことをたしか、和音というはずだ。コードは和音で構成されるので、基本的に指三本で弾いていくのだが、ずっと同じ感覚だったら指の形を固定して弾けるものを、そんなはずもなく、使う指を切り替えなければならない。特に親指、人差し指、薬指で弾くのがけっこう苦手だ。これも慣れなのだろうが、使い慣れてないからか無理な形であるように感じてしまう。


 ところで浮気とかそういうわけではないが、歌唱ソフトは当然初音ミク以外にもある。私は当然ながら、初音ミクが好きなのだが、それ以外にも純粋に声がいいな、と思わされるソフトが何個かある。私の個人的な嗜好の話なのだが、ちょっと紹介したい。というか自分の中でどういうところが好きなのか改めて整理したい。

 先ず、小春六花だ。私の好きな、ざるぼうるPが小樽潮風高校三人娘をよく好んで使っている。中でも小春六花の声は一抜けて良い。声の特徴としてははっきりとしていて明るく、一言でいえば元気な声だ。だから明るく元気な曲によく似合う。高校生特有の瑞々しい力強さがでている気がする。

 次にまだマイナーだが、最近勢いが出始めているように勝手に思っている「知性」だ。人間らしさからはあえて少し外した、レトロ感のある声だ。知性を抜群に使いこなしているのはREDさんだと思っている。レトロな声質とカッコよさを同居させている。すごい。

 最後に気になっているのは「Mai」だ。人間が歌っているのとほとんど変わらない、可愛らしく優しい音が特徴だと思う。公式の説明とは全然違うが。やはり人の声っぽさは親しみやすさゆえか安心感を覚える声質になっている気がする。穏やかで優しい曲によく似合う。Qnelさんが出している曲の中に「また同じ春がくる」というMaiの曲がある。これが個人的にはかなり衝撃的だったというか、もうめちゃくちゃいい。今のところほぼ毎日聞いているかもしれない。

 じゃあ初音ミクはどうなのかというと、さすがに大御所というか、色んなバージョンや調声が研究されているからかだいたいの分野はいけている気がする。だが個人的には透き通った曲によく合うと思う。透き通った曲というとかなり曖昧だが、イメージとしてはサビのところで高く長く響かせる曲だ。けっこう元気な感じとか、可愛らしい感じとか出している人の動画も見るけど、あれはかなり達人的な何かをしているんじゃないかと思っている。まあ私もまだそこまで初音ミクを触ったわけじゃないので、なんとも言えないのだけど。

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