表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
382/623

23 5/16


 24日にちょっとした勉強会みたいなことをやることになった。その最初のメンバーとして私が選ばれている。私は主催者側として、つまりは講師役として研修の進行をしなければならない。自信満々にやりますよ!みたいなこと言っていたが、今さらながら自分にそういった進行を務めた経験がないことに気づいた。頭の中では良い感じの進行を妄想していたのだが、改めて冷静になってみると上手に展開できる可能性が非常に低い可能性に気づきだした。

 だけど講師役を名乗り出たことを後悔しているわけではない。やりたくないという気持ちがゼロなわけではないし、それは本番が近づくほどに増えていくだろう。それでもこうしてチャレンジし、今まさにこうして適切な負荷に晒されていると思う。やべぇな、なんとかしなくちゃ。この気持ちが大切なのだ。無論、私はなんとかするつもりだ。それも、「こいつ、、デキるな!」という結果で終わらせるつもりである。


 とりあえずパワーポイントと原稿はあらかた完成しているので、あとはそれらを使ってどれほど上手に話すかという話になる。というわけで、プレゼンにおける話し方のポイントを今のうちに調べておこう。

 五つのコツが挙げられていた。順番に見ていこう。


 身振り手振りを添える。

 これは私の得意とすることだ。なんか私は説明するときに勝手に体がボディランゲージを行うので、むしろ動かないで話すほうがむずかしい。しかし、本番環境はズームで画面共有を行うので、残念ながら私の得意なボディランゲージは効果がないだろう。


 目を見て話す。

 これは苦手だ。相手に見られていると落ち着かないので、対面で話すより横に座って話すほうが得意だ。しかしズームならこれも関係ない。


 質問を投げかける。

 これは有効な手段だろう。以前にエネオスカードの提案の件で話したのだったか、質問を投げかけるというのは聞き手の意識を繋ぎとめるために非常に有効だ。「~だということです」と話すより「~ということだと思いませんか?」と話したほうが、相手に今話したことに対する想像を与える余地ができる。個人に問いかけるというより、全体を一個人だと捉えて会話を投げていくのだ。


 間をしっかりとる。

 意識しても、難しいところだが、やはり意識していくしない。緊張すると話す速度があがるというのはよくある話だ。極端なぐらいゆっくり、はきはきと話すことを心がけよう。あと本番前にパソコンにゆっくり話すの赤文字を貼っておこう。あとはもう、慣れしかないだろう。


 大事なポイントは繰り返す。

 これは意識から抜けていた。明日原稿を変えておこう。大事なポイントは赤文字にしておくといいかもしれない。


 なんかすでに緊張してきたが、きっと大丈夫。

 私は見栄のために努力しているところがある。そう考えるなら、ここが一番の頑張りどころじゃないか。気合い入れていこう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ