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脂肪を燃焼するには20分以上の有酸素運動がおススメであるらしい。そういう話を店長から聞いたので、今日はゆっくりと一時間くらい走ってきた。走っているときというのは意外と思考が澄んで、気づけばけっこう長い間走れていることが多い。
以前にも小説のアイデアは歩きながら考えたほうがよいものが生まれるという話をしたが、それと同じで走りながらのほうが思考に集中できるのだ。適度な運動は心身に良好な影響を与える。私の経験から言わせればこの言葉は本当だと思う。丸一日家にいて何もせずただしこって寝た日の疲れというのは、なんか気だるさを伴う精神的な疲労だ。体は疲れていないはずなのに、なんかデバフがかかったみたいになる。
比べて身体的な疲れというのは、精神的なものと違って疲れが分かりやすい。なんか体が怠い、ではなく肩が重いだとか足が疲れた、みたいな、疲れている場所がはっきりと出るのだ。気だるさというのは思考に靄をかけるが、こういう部分的な疲れはどこか安心感すら覚える。自分が健全に一日を過ごせたことにたいするものなのか、疲労が心地よい刺激になっているのか、理由は分からないが私はそう感じる。
ただやっぱり疲れていることに変わりはないので、夜にはすぐに眠くなる。常人なら万歳だが、私は夜型の人間なので、できれば夜はゲームしたり動画みたりしていたい。
脂肪を燃焼させるにはこのぐらいのランニングを毎日数か月続けていかなければならないらしい。ダイエットがしんどいといわれるわけだ。ちなみに食事制限をするつもりはない。食事は私にとって人生の悦びの六割くらいを占めているので、それについては妥協したくないのだ。食事を縛るくらいならその分頑張って動こうというわけだ。
最近改めて思ったのだが、やはり健康体というのは得難い財産であると。それは若い頃は当然であるために軽視されがちだが、失った者からすれば大金を積んででも取り戻したいものであるはずだ。逆にいえば、今のこうした努力は投資や副業のような、将来のための設計と同じことなのである。しかも、誰にでも始められて、多くのリターンが見込まれやすい。私が健康のために楽しみながら走っているだけで、チャリンチャリンとお金が入ってきていると言っても過言ではない。この素晴らしい思想を是非とも多くの人間と共有したいが、あまり理解が得られるとも思えない。自分でも少し突飛なことを言っている自覚はあるのだ。
この考えについては私一人で自分の中に温めおくことにしよう。自分自身をそれで納得させられるなら、それが今は正解だと思うのだ。




