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研修で共に学んだ同期の一人が買いものに付き合ってくれた。私は自動車を持っていないので、大きなものを運べないという話はしたと思うが、その人が車を持っているため大いに有意義な買いものになった。このことについてはよく感謝しなければならないだろう。
彼は五月から彼女と同棲するらしいのだが、なるほど話せば面白く色んなことを知っている。単純に学問的な知識についていえば私のほうが優れているかもしれないが、彼には人と話すために必要な知識というか、引き出しがたくさんあるのだ。
私など話すことがなくなれば学校や仕事の話題のような誰もが持つ共通の話題や趣味を聞くていどのことしかできないのでまあ話が膨らまないこと。彼は濃い人生に裏打ちされた豊富な話題を臆することなく方々に振っていき、よく笑い、よく冗談を言う。服装もおしゃれで自分の見た目にもしっかり気を使っている。
もし女の立場で考えたらちょっとばかし頭のよい根暗で変な木偶よりも、当然その快活な気性にひかれるだろう。私も昔ほどコミュニケーションやオシャレに無関心ではないが、やはりそれは自分の見栄にためにやっているのであって本当に女の子にモテたいと思っていないのかもしれない。こういった能力は一朝一夕で身につくものではないから、自分という存在のアイデンティティを変えるつもりで行動していかなければ難しいのかもしれない。
私は結構影響されやすい人間だから、とりあえず啓蒙本でも読んでみようか。YouTubeでそういった意識の高い人の言葉を聞いてみるのもいいかもしれない。




