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22 11/14


 11月も半ば、やっと昼間でも肌寒さを感じるようになってきた。昔は異常だと思っていたような気象がここ最近ではそう珍しいものではなくなっている気がする。ただ経験の違いか、本当に増えているのか。 

 仕事を始めてもう一年半以上経っている。それだけの時間があると人はこれほどまでに慣れることができることに驚かされる。スタンドにいっても自分の家にいるときとそう変わらない心情で過ごすことができてしまう。実際、活動時間だけで考えれば家よりあそこにいる時間のほうが圧倒的に長いのだ。そりゃあ慣れもするか。逆にこの前はしばらくスタンドに行けなかったのでどこかそわそわするような気持であった。これが社畜の病か。


 しかし、世間では仕事=辛いものだという認識があるように思う。そうではないから皆働いていられるのではないかと思うのだが、どうだろうか。実際のところ、仕事が辛かったら私はその仕事を続けるつもりはない。だから去年は転職しようとずっと考えていた。しかし今はそうではない。楽しいのかというと頷くのは違う気がするが、辛いものではない。これほどまでに生活の大部分を占めるものが辛いものであったなら、すなわち人生が辛いものになってしまう。アルバイトでも生活保護でも、楽しいと思えることがあるならそっちのほうがいいだろう。

 しかし結局のところ、仕事の楽しいの如何は職場の人間関係で決まってしまうと思う。高圧的に怒鳴り散らす人間がいれば楽しいなどという感情は出てくるはずもない。お互いに嫌味を言いあっている職場が楽しいはずがない。冗談を言ったり、何かを共有できるからこそ仕事も気楽にこなせるというものだ。効率の問題ではなく、私がそういう場所が好きだという話である。

 良いことでもあり、悪いところでもある。楽しく仕事に取り組めると聞けばそれに越したことはない。しかし弛緩した空気を良いことにさぼり傾く人間というのは必ずいる。そこの線引きというのは結構難しい。私も後輩がちゃんと清掃してくれないので困っている。

 またどんなにブラックな職場でも、結局人間関係が良好なら、なんとなく続けてしまうという状態になりがちであるらしい。それは変化や改善の妨げだ。内輪で仲がいいと新しいアルバイトさんとかと折り合いが悪くなるということもあるかもしれない。

 そういえば私は四月まで今のスタンドに残ることが決まったようだ。代わりに主任が飛ばされてしまうみたいだが。申し訳ないがほっとしている。せめて残りの数か月、できることをしっかりやっていこうか。

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