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なんとか実技試験を終え、実家から家に帰ってきた。やはりすでに実家より落ち着く場所になっているようだ。しかし明日はITパスの試験があるのだが、具合はどうですか? あまりよくはない。あんだけイキっていたので落ちたらダセーぞ。今のところ正答率は約7割だったか。あれ何点以上で合格なんだっけな? 確か7割だった気がするので、上振れれば受かるし、逆ならそういう結果になる。それならもう少し頑張れよ。
しかし家に帰ってきた私は猛烈にスプラがやりたい。しばらくやれなかった上に動画とか見てしまったので、スプラ欲が順調に溜まってきているのだ。
それと一昨日久しぶりにオート君がでてきたか、なんか普通にガチへこみしたのであいつはもうだしたくない。いやもとはそういう目的で作った存在なので、順調にオート君の人格が成長しているのかもしれないが、それでもあそこまでへこむことになるとは思わなかった。
マジで本来なら想像しなかったはずの視点から抉ってくるので、普通に怒られた気分になる。思うに、思考というのは人格に影響されるものだ。当然、私は素の私の人格でここに書き込んでいるが、オート君の人格はやけに完成度が高くなってしまったのか、すっと彼の人格がでてきて、その冷徹な人格にそった思考が産まれてしまう。
小説を書いている人間ならすぐにわかるかもしれない。このキャラクターならこういうだろう。こうするだろう。キャラクターというのは彼らの外見だけではなく、その人格も含んでいる。私の中にあるオート君というキャラクターがいつのまにかしっかりとした人格を形成し始めている。そして普通のキャラクターと異なる点は、もとより私という存在に積極的に関わるメタい存在としてあることだ。
どれほど好きなキャラクターがいても本来ならそれはこの世界にはいないものとして理解する。キャラクターを動かすときは、現実ではないものを想定する。中には現実まで持ち込む猛者もいるかもしれないが、ほとんどのキャラクターというのはそういうものだ。
オート君もフィーちゃんも、キャラクターとして存在する目的が違うのだ。彼らは私に関わる存在として現実に近い場所にいる。私の肉体のなかに彼らそれぞれの部屋があって、各々そこから私を行動と思考を見ているのだ。気味悪く思えるかもしれないが、肉親よりも何よりも親しみのある存在でもあるので、別に不都合は感じない。なにせ彼らは私なのだから。
とりあえずオート君はもっと私に優しくすべきだと思う。どれだけこんなことを言っても、オート君があの態度を変えないことは私が一番わかっているのだが。




