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 昨日は帰省のために昼から高速道路にのって走っていた。ところが裾野インターで突然降りろとグーグルさんがおっしゃる。何の疑問も抱かずにほいほいとそれに従ったのだが、結局それで正解であったらしい。どうやら玉突き事故があったらしく、とんでもない大渋滞となっていたようだ。さすがはグーグル先生である。

 しかし当時の私はそんなことは知らない。ので、突然芦ノ湖の山中に誘われたものだからまたグーグルさんが発狂しておると勘ぐっていたものだ。というのもとんでもない山道を走らされたものだから。

 なんちゃら峠とか書いていたので、あそこはバイクの人がツーリングでいくような道なんじゃないだろうか? というか、そういう人をたくさん見かけた。景色は絶景であったが、道は険しい。目の前でプリウスが縁石に乗り上げて事故りかけたときは心臓がきゅってなった。途中から霧もでてくるし、できるならもうあの道は通りたくないものだ。ただ渋滞にひっかかるのとどっちがいいかというと、まだマシだと感じる。ああいう山道は運転をしていないと死ぬので、眠くもならないし時間が過ぎるのも早い。高速道路というのはいつも死の危険があるのだが、実際の運転はそれを忘れるぐらい暇なものだ。基本的にはただなんとなーくはアクセル踏んで走っているだけである。私は眠らないようにボカロを聞きながら全力で歌ったり、口笛吹いたりしている。それでもたまに意識がとびそうになる。あれはマジで死ねる。

 去年沼津に応援に行かされたときのことを思い出す。一回日帰りの応援があったのだ。朝の九時から夜の九時まで出勤で、その前後に高速道路に二時間近く乗らなきゃならない。あれは最悪であった。沼津のスタンドは人間関係もギスギスしていて仕事も最悪だが。帰り道など一回意識がとんだので、どっかサービスエリアによって休憩したのだ。もう二度といかん。

 そのくせ沼津の輩は私があんま働かないとか抜かしていたのだったか。その告げ口で先輩と店長になんか叱られたのだ。今思い出してもむかつく。絶対にいかん。


 なんかムカつきすぎて思考がまとまらなくなってしまった。沼津の応援を頼まれたらどうやって断るかを考えてしまう。風評被害かもしれないが、私のなかの沼津のイメージは最悪である。立地も後ろに山、前に大海、そして大きな富士山といった感じで素晴らしいのだが、それすらも嫌な思い出だ。嫌悪という感情はここまで制御しがたいものか。

 今さらこんなことで気分を悪くするなんてバカバカしいじゃないか。今日は久しぶりに友人と飯を食いにいくのである。そっちのプランでも考えているほうが建設的だ。といっても、別に特別な飯屋にいくわけでもないのだが。人生楽しいことばかり考えて生きていたいものだ。

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