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モンハンサンブレイクが近づいてきた。普通に考えてあんな凶暴でおそろしいモンスターと正面から殴り合うって頭おかしいよな。しかも新しいモンスターについてはもうゴッドイーターじゃん、と言われているとおり、明らかに自然から逸脱している。他のモンスターもたいがいだったが、なんかよくわからない赤黒い変なの使っているのだもの。それってジンオウガ亜種とかマガイマガドもそうな気がするけど、最近はそういった謎モンスターが増えてきているきがする。スイッチというハードで出るゲームだから、変に世界観に合わせるより、単純に楽しめるモンスターにしようと考えたのかもしれない。
逆に、ワールドはそこらへんの作りこみがけっこうこだわりがあったので、コアなファン向けには世界観もボリュームもあるpsユーザー、簡単で手軽に楽しめる任天堂ユーザーと住み分けがされているのだと思う。狙いとしてはかなり上手くいっているように感じる。
私も小学生のころは、スキルや肉質とかよく考えずにとりあえず挑んでいた。相性もクソもなく、自分の使いたいものを使いたいようにやるという戦いかただ。インターネット通信がなかったので地雷になることはなかったが、今だったらゆうたと揶揄されるような装備でマルチに漕ぎ出していたに違いない。だから装備を揃えるだけで単純に強力なセット効果などが発動するというのは、なかなか親切な設計になったものだと感じる。まあ今の子供たちは自分のスマホで最強装備みたいなの調べているのかもしれないが。
小説の舞台設定として、モンスターハンターのような世界を描いてみたのだが、実際のところハンターというのはどういったものになるのだろうか? やはり想像に一番近いのは冒険者という職業だ。彼らは基本的に魔物を狩り、それを生業にする。モンスターを狩ることを生業にするモンスターハンターとそっくりだ。しかし思うのだが、人に害をなす魔物がそれほどたくさんいるだろうか? ということだ。
モンスターハンターにおいてもシステム上何度でも同じモンスターに挑むことができるが、緊急クエストなどのモンスターは数十年来の村の危機みたいな場合が多い。ならば危険度の高い魔物が日常的に街の近場にいるというのはなかなか物騒な話だ。
昔考えた冒険者の設定で、ハイリスク、(比較的)ハイリターンな肉盾というものがあった。犯罪者や金に困った貧困者を冒険者として採用する。契約は一回の討伐毎に結ばれる高額報酬だ。といっても貧民のなかでは高額というだけで、それほど高額な報酬がでるわけでもない。彼らの役割は、モンスターを罠に嵌めるための囮に始まり、罠にはまったモンスターを囲んで槍で突く。生きて帰ることができれば報酬を得て、少しの安息を得られる。
もちろん、死ねば捨て置かれ、怪我への補償はない。完全に使い捨ての駒だ。でもこういう底辺みたいな生き方している主人公好き。




