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 今日は後輩と一緒に買い物にいってきた。まじめなほうの後輩だ。正直なところ、かなり癖が強い子である。とても癖が強い子である。少なくとも、私は会ったことがないタイプの人間だ。

 どういう風な癖かというと、なんかすごいので説明しづらい。電気代など諸々含めて一か月四万円で生活すると豪語している。転入届や本社に送る書類の作成に5時間以上かける。11万の音楽再生するやつを買っている。いかに安い保険を契約できたかという話をよくしている。これは単に大阪人の特性かもしれない。口調が早い。友達に貰った中二のころのジャージを履いてきた。首にされないか心配している。

 と、こんな具合で変わった子だ。私など自分で言うのもなんだが、世話焼きなほうなのであまり気にせず接することができるが、アルバイトさんには「使えない」と見られたりしている。あまりよくない兆候だ。確かに容量は悪いのだが、爆発力を備えているタイプのようだ。高校三年生のとき偏差値40であったのに、勉強に興味が沸いて60まで上がり、そのまま同志社に入ったらしい。集中すると調べものも一日中永遠とやり続けたりと、型にはまればすごいタイプだ。


 そういう集中力は羨ましいが、見ているとなかなか難儀な性格だとも思う。なぜか私のことをすごい人だと思っているらしく、尊敬されているように感じる。なぜだ。まあ必死に先輩面を取り繕っているからな。その成果がでているのかもしれない。この会社に入って良かったと思うことの一つは、周りの人が期待してくれるということだろう。求められるものになろうとするのが人間だというのが私の持論だ。期待というのは実に人間を成長させる要素だろう。後輩からの期待というのも、もちろんそうだが、しかし微妙に荷が重い。そういうものを背負ってこなかった私には特に。それに加えて後輩二人は普通に私より優秀だ。ちょっと荷がかちすぎてやいないか?


 買い物の中で首に引っ掛けるスピーカーというのを買った。お値段は約一万七千くらいだったか。少々値は張ったが、意外と悪くない買い物であったと思う。というのも今使っていて思う感想だ。イヤホンは使っていて確かにいいのだが、便利すぎて休みの日など一日中つけているので、だんだん耳が痛くなってくる。なので耳に負担をかけないタイプのやつはけっこう良い。レオパレスなのでデカい音量で流したりしてると迷惑になりそうだが、このタイプのスピーカーならそこまで大きな音漏れもないだろう。外で使うには無理だろうが、家で使うなら十分だ。

 そしてコストコにいったのもあって食い物が家にたくさんある。そうなると私はとにかくあるだけ食べるので、今はちょっと気持ち悪い。といいつつバームクーヘンを食べているのだが。これもう病気だろ。


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