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新しく入ったアルバイトがどうもいただけない。当日になって休みの連絡を入れてくることが何度かあった。まだ入って二か月ていどだというのに。しかも人がいなくて困っている土曜日のロングシフトを二連続でそれをやられた。勘弁してくれ。穴埋めをするのは私たちなのだ。
とはいえ、十中八九さぼりだとわかっていても熱が出たと言われればそうだねとしか言えないご時世だ。そうなると指導もクソもなくなってしまう。うちの店では一年契約でやっているので、契約満期でさようならとするのが一番穏便な解決方法であろうか。それと後輩も成長してきたし、大事な日はシフトに入れないようにするのが今できることだろう。前の主任もなんであの子を採用してしまったのだろうか。どう考えても扱いにくい類の子だろうに。辞めてしまった子はめちゃくちゃいい子だったので、そちらに戻ってきてほしい。東京にいったから無理だが。
採用するにあたり人を見る目、というのを養っておくのは大切なことだ。かなり差別的な話になるかもしれないが、やはり雇いたくない人間には一定の要素がある。先ずは三十代、四十代などのフリーターのオジサンだ。失礼だが、やはり正確に難がある。物腰が低くて丁寧だと思ったら、非常にあきらめるのが早い人だったり、中学生レベルのいじめをする人だったり。なぜあのようなことになるのだろうか?
アルバイトという立場は基本的に責任があまりない。つまり言われたことだけやってりゃいい立場だ。別に今の私とそう変わらないと思うが、二年目の私でもある程度の管理業務は行っている。シフトの関係で全員とコミュニケーションを図らないといけなかったりもする。責任うんぬんよりも、やることが変わるかどうかの違いかもしれない。
例えばコンビニで二年間アルバイトをしていたが、基本的な業務は変わることはなかった。レジに立って、フライヤーを作るというルーティンである。レジの自動化などの変化はあるが、基本的なことはそうそう変わらない。対して社員というのは、新しい業務を覚えていかなければならない。それは面倒だし失敗を伴うこともあるが、だからこそ成長の機会となる。
話がずれてきたが、結局のところどこの職場でも誰と働くかというのは大切なことなのだ。どれほど良いと言われる企業でも、人間関係が悪ければ当人にとっては良くないものだろう。そういう意味では私はましな職場に入れているのかもしれない。




