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 最近FF14にはまっている。はまっているといっても、普通に今まで通りゲームを楽しめるようになったぐらいのもので、寝食を惜しんでというほどではない。というか、今まで毎月千なんぼも払っているのにやらなすぎた。FF14の面白いと思うところは世界観がしっかりしているところだろうか。

 以前黒い砂漠の世界観がすごいみたいな話をしたが、それとは別のものだ。正直黒い砂漠の詳しいことについて外国のゲームだし、あまり知らない。だが、街の作りこみなどがまるで本当に存在するかのようなほどだ。しかし、魔法や闇の存在などが、深い原理も説明もなされずそういうものだとして描かれている。恨みや辛みが怨恨となり城に滞留して呪いとなったり、なんというかお伽噺めいているのだ。いうならば昔のファンタジー小説だろうか。魔法とは超自然的であるから魔法なのであり、かぼちゃの馬車や綺麗なドレス、12時に魔法が解けることに深い理由はいらないのだ。ただ不思議なことを、なんとなくひとまとめに魔法と呼んでいるかのような大雑把さがある。黒い砂漠にはそれに似通ったところがある。


 対して、FF14はそういった原理には拘りがあるように感じる。エーテルと龍脈、天脈だとか、テレポの原理だとか、魔法一つとっても細かいところにこだわっている。プレイヤーの利便性を第一に考えてつつも、それに後付けでもしっかり理由を用意しているのだ。さすがに世界をまたいで散髪にはきてくれないようだが。

 貨幣が共通である理由とか、異種族の言葉を聞き取れる理由とか、そういった考え出したら面倒くさいところまで拘っている。ストーリーが世界の核心に迫るものである以上、世界観の構成にもかなりしっかり固めているのだろう。その点、黒い砂漠はプレイヤーはなんかよくわかんねぇけど敵だからぶっ殺すみたいな感じで自由なのだ。だからなんとなく異世界感出ていたらそれだけで十分かもしれない。


 だがそれでもプレイヤーアバターを大切に思うところは同じだと思う。FF14をやっている人を見るに自分のプレイヤーアバターを、まるで我が子のように扱っている。アバターはひと昔前なら自分を憑依させるものであったが、今では自分の理想を詰め込んでそのキャラクターを動かすというイメージが強い気がする。私もそうだ。

 最初は傭兵っぽい爺で始めたが、私は渋い爺が好きだったのだ。今は単発の女性である。職業はナイトであることを前提としたキャラクリであった。凛とした女性が好きなのだ。というより、意思の強い人間が好きなのだ。そして性別でいえば女性のほうが好きなので、意思の強い(それも優しさとか)女性を描いたのが今のアバターになったわけだ。情けないところをさっそうと助けられたいなぁ。

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