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 戦争が始まった。

 誰もが平和ボケしていたのかもしれない。私もまさか、戦争が始まるとは思っていなかった。ただ、中東では昔から紛争が起こり続けていた。戦争は世界のどこかでずっと起こっていたのだ。


 宮部みゆきさんの『英雄の書』では、子どもの小さな喧嘩でも、それを戦争と表現するシーンがあった。人と人の思想、信念に齟齬があり、互いが譲れないのなら戦うしかないのだ。国とは巨人であると思う。だからこれは国の喧嘩になるのだろうか。殴り合えば細胞が死ぬように、国を造る人が死ぬのだ。


 しかしまさかロシアが動き出すとは。冷戦が溶けてからはしばらく落ち着いたものだったというのに。眠れる獅子となっていたのは中国ではなかったらしい。しかし、これまでと変わらず中国の脅威も大きなものだろう。ロシアと欧米が正面からやりあうのであれば、間違いなく中国はロシアにつく。北朝鮮もそうなるかもしれない。そうなると、日本も他人事ではいられなくなるだろう。第三次世界大戦と呼べるものになる。

 だが個人的に、戦争は起こってもおかしくないと思っていたのだ。二次大戦よりおよそ70年、これまでの歴史を見ると10から20ぐらいのスパンで戦争がバカスカ起きていた。ここまで平和が続いているのなら、そろそろ戦争が起きそうだなとなんとなく考えたことがある。


 幸いにも、私はまだ他人事でいられる立場だ。まだ当事者になったところで私一人に何ができるわけでもない。大人しくいつもの日常を過ごすしかないのだ。

 アメリカも全面核戦争はヤバいと思っているのか、まだ直接手は出したないようだ。どうか他人事のまま終わってほしい。

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