表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/639

21 2/24


 昨日のことについて日記を書こうと思っていいたら、気づけば夜になっていた。度し難いことだが、ままあることだ。言い訳をさせてもらえば私は(遊びで)忙しかったのだ。昨日は夜遅くまで友人とテトリス大戦をしていて、しかも朝も早くから都会にこぎだす約束をしたものだからさっさと眠ってしまったのである。

 その約束がなんであるかというと、任天堂スイッチを探しにいこうというものであった。発売からすでに四年が経過しているというのに、在庫がまったく見当たらないとはほとほと困り果てたものだ。私は急いで買うつもりはなかったのだが、友人(I君と呼ぶとしよう)は今すぐゲーム対戦をしたかったらしく、テトリスを積み上げながらも着々と明日の予定も積まれていかれたのだ。そして案の定というか、電気屋にいってもスイッチは売り切ればかりでまったく手に入る気配もない。最初に新宿で五店舗ほどめぐって、そのあと秋葉原に場所をうつしてそこでも10店舗ほどは探しまわったと思う。そのころには日も高くなり、久しぶりに歩き回ったものだから疲労も蓄積し、売り切れの張り紙を見て落胆することにすら疲れたというありさまであった。

 そしてお昼ご飯をとってから向かったのは池袋だ。池袋にビックカメラとヤマダ電機の本店がまるで犬猿のように向かい合って立っているのだが、なんと私はヤマダ電機においてスイッチを見つけることに成功したのだ!

 ここまで苦労してものを手に入れるという経験を久しく忘れてたものだ。小学生のころはなにかとほしいものがあったが、自らの手元にあるわずかばかりの金銭ではどうしようもなかったものだ。ゲーム機やソフトを手に入れる機会というのは誕生日やクリスマスのみで、その日をどれだけ心待ちにして胸を躍らせたことか。私はそんな童心の思いをかみしめるようにして、スイッチを手に入れるに至ったのだ。


 なぜ気づけば夜になっていたのか、というのは聡い皆さんならすでにお気づきだろう。これほど連続して同じゲームをやるというのは実に久しぶりだった。大学生になってからというもの、ゲームを楽しむ純粋な心というのが失われたように思う。大人になるとゲームをやる体力がない、というのはよく聞く話だが、私の場合だとゲームの先にあるわくわくを見失ったといえばよいのだろうか。

 知らないというのは偉大なことだ。それだけで世界は濃くなり、生きることの喜びを与える。私はきっと、どのようなゲームをやろうとその先についてなんとなく形を思い描いてしまうのだろう。新鮮さは失われ、そこにあるはずだった期待は空虚なものに変わる。実にばかばかしい話だが、私は一人で勝手にゲームの先にあるものを覗いて、なんとなくつまらなさそうだとやる気を喪失しているのだ。

 もちろん世の中は素晴らしいゲームばかりで、実際にプレイしてみると夢中になっていたりするのだが。


 それともう一つ、重大なミスがあったことにお気づきだろうか。そう、新しく投稿するにあたって年が変わっていたものだから、私は西暦の下二桁をタイトルにつけたしていたのだ。しかしながら何を間違えたのか、記されたのは22という数字であった。おそらく2/22だったため2という数字が脳内に先行していたのであろう。それにしても次のときには気づいてもよさそうなものだが。

 というわけで、今日から21と改めたのでもし22年にこのお話を読んでくださった方がいたら、誤解のないようにお願いしたい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ