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 今日は海にいってきた。午前中にあのようなことをいったためにいかないわけにはいかなかったのだ。まあ結果としてはよくも悪くもなかった。いつものようにただ怠惰に過ごすよりはずっと健全であったが、なにか特別楽しいことがあったわけではないということだ。

 浜松の海自体は悪い物ではなかった。砂丘と名打っているだけあって砂浜が本当にひろいのだ。ほとんど地元の海しか知らない私にとってこの砂浜の大きさはちょっとした衝撃であった。海岸にたどり着くまでにちょっとした砂丘を一つ越えなければならいのでまあまあ大変である。砂浜は足を取られるし坂になっていればなおさらだ。しかも太陽がとんでもなく強い日差しを浴びせてくるものだから半袖でも汗が出てくる。見たところあまりマリンスポーツや釣りには向かなそうな感じであった。やはり普通だと思っていたが湘南はサーファーらの聖地であったらしい。


 砂系の能力者で強いキャラを考えてみたい。やはり砂の強みは形が自由であるのに固形物としての形があることだろう。しかし砂魔法と聞くといまいち目立たないのが現状だ。それに着目した小説もあったような気がするが、実際のところあまり活躍していない。だいたい壁をつくったり、地面からニードルがでたり、落とし穴だったりするのだ。

 思うのだが砂嵐って強くないだろうか。相手にまとわりつくタイプの限定的な砂嵐だ。砂系の能力で創り出した小粒の大量の砂を風系の能力で相手に巻き上げる。対応策を考えていないと基本的に防ぎようがないうえに致命的な隙を晒し続けることになる。

 個人的に好きだったのは砂魔法で鎧と剣、チャリオットを作りだして即座に重戦士へと変身する魔法だ。効率の面でいえばそれはどうねのだろうかと思うものだが、ロマンがある。例えば車輪をつけないと動けないような重い鎧をまとった重戦士に変身したら、興奮してきた。土魔法で車輪を回して巨大な槍で吶喊する。戦場の真っただ中、一人で敵陣を貫通させる重戦士の姿が瞼の裏に見える。土魔法の強みがなんとかとかさっきいったが、それは違った。土魔法の魅力は質量だ。デカイは重く、重いは強い。なぜなら重いものが動くときにはとんでもない力が加わっているからだ。

 やはり全身鎧はロマンだ。巨漢がフルプレートで大剣を振り回しているのが最高だ。もし小説を次に書くなら、ぜひとも大剣を振り回すキャラをメインに置きたい。

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