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通貨と受注


 

 二人で掲示板を見に行く。文字は不思議と読める。自分達の名前も書けたし、これが異世界仕様なのだと思う。


……難易度F スライム15匹討伐、スライムの核15個を持ち帰る事で依頼達成か。やっぱ異世界仕様か、魔物もガッツリいるんだね。


「お姉ちゃん、500アルクス貰えるみたい。これやる?」

「一番簡単なやつがそれなら」


 スライム討伐系のクエストを複数枚はぎ取ると受付に持っていく。


「複数受注でよろしいでしょうか?」


 首を傾げてきくアナベルに「はい」と返事をすると、アナベルは二つの包みをカウンターに出してきて話す。


「お二人は初めてのクエストですのでこちらもどうぞ」


 包みを開けてみると、中からはダガー、マント、革袋、小瓶が出てきた。小瓶には薄いブルーの液体が入っている。


「これは?」



「皆様にお渡ししているスターターセットです。スライムは再生能力は高いですがこのダガーで核を傷付ければ倒す事ができます。核が討伐証明になります。」



 討伐証明になるものは魔物ごとに定められており、核は全ての魔物に共通して存在しているので、討伐証明として一番わかりやすいとの事だった。

 疑問に思ったのでついでに通貨のことも訊ねると快く答えてくれる。アルクスには金、銀、銅の硬貨があり、金と銀は大と小の種類があるそうだ。銅貨は大中小の種類があるとの事だった。小銅貨1枚は10アルクスであり、中銅貨は100アルクス大銅貨は1000アルクスとひとつ前の通貨の10倍になっているようだ。


……スライム15匹で中銅貨5枚かー。物価はわかんないけど、500アルクスで500円とかじゃなければいいな。魔法使えたら一発だろうけどな……使い方わかんないし、珍しいから使い方知っている人いないっぽいし。

 

そういえばアナベルが図書館の事を言っていたなと思い訊ねて見る


「アナベルさん、図書館に行ってみようと思うのですが、貴族区域は何処にありますか?」

「ギルドをでて右に向かって真っ直ぐに進むと門があります。その内側が貴族区域です。しかし、お二人のランクですとまだ入る事が出来ません。現在お二人はアイアンですので、あと二つランクを上げないといけません。」



……え、めっちゃだるい奴やん。


「どれくらいクエストをクリアしたらいいんですか?」

「個人差がありますので分かりませんが、早い人でしたら2ヶ月でしょうか。」




 そこからは姉とゲンナリした顔で見つめ合い、ギルドを後にした。


 扉を閉めるとカランカランとベルの音がする。私達はその音が耳に残っている内から話し始める。


「宿探そうか」


「お金ないじゃん」


「そうだった」


「お姉ちゃんの持ってるよくわからないグッズ売っていいなら宿探ししよう」


「こ、これはダメ。めっちゃお金かかったし、集めるの大変だったんだから」


 必死になってリュックを庇う姉を見て、さてはリュックの中はグッズだらけだなと思う。


……物価が分かんない内は下手に市場に出さない方がいいか。お姉ちゃんもこう言っているし



「じゃあ、やる事は一択だね。」

「スライム?」


 首を傾げる姉にコクリと一つ頷き、口を開く。

「ド○クエで馴染み深いでしょ?クソ雑魚だと思うから魔法使えなくても何とかなると思う。乱獲して宿代稼ごう!」 



……てか宿代いくらよ




次はスライム討伐です。


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