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知らない天井

 次、目覚めると視界に知らない天井が広がっていた。


 あれ? 僕生きている?


 自分自身の状況がまったく把握できない。

 取り敢えず体を起こそうと力を入れると今まで感じたことがないくらいに体が軽かった。

 

 ふと周りを眺めると薄暗かったけど、そこはとても広い部屋だとわかった。

 絵画や装飾品などが飾られていてなんだか小説の世界の王宮の一室みたいだった。

 ベットから出て立ち上がると何か違和感を感じた。そうだ視界がいつもより低いみたいだ。

それに自分の体を蝕んでいた胸部の違和感も感じない。どういうことなのだろうか?

 部屋の中を更に眺めると窓があったので外を確認しようと思い僕は歩を進めた。

進んでいくと窓にさす太陽の光で窓ガラスに自分の姿が写った。 

 その姿を見て僕は衝撃を受けた。


 誰……?


 そこに写っていたのは自分の姿とは似ても似つかわない姿だった。金髪碧眼の少年が写っていた。


 何が何だか分からず茫然と立ちつくしていると、いきなり頭がぴりっと痛みだした。そして、痛みと共に様々な記憶が頭の中に流れ込んできた。

 いきなりの事でしゃがみこみ頭痛が治まるのを待った。そして治まった頃には僕はすべてを思い出していた。


 そうなんだ。僕は夢にまで見た。異世界転生を果たしていたんだ!

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