プロローグ
初投稿です。初めて書いた物なので感想やご指摘等いただけたら嬉しいです。
朝目が覚めると台所からおいしそうなパンの焼ける香りがしてきた
わたしはいつものコート姿に着替え台所に向かう
「おはようカエデ、今日は何か依頼あったっけ?」
いつも通りエプロン姿で朝ご飯を作っていた相棒にそう声を掛けると、
「おはようユキ、依頼は無いわね、朝ご飯たべたらギルドに行きましょうか」
「そうだね・・・・・・・・・あ」
「?どうしたのいったい」
(もうこの世界にきて半年か・・・)
首を傾げこっちを見ているカエデに何でもないと返しながらわたしはこの世界にきてしまった半年前のことを思い出していた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
受験も終わり進路も決まって暇になったある日親友の楓から電話がきて受験勉強でやって無かったゲームが本サービスを開始するから一緒にやろうというものだった。俺は二つ返事で了承した。
親友の楓とβテストでやっていたゲーム、マジックワールドオンラインは日本の会社が作った今世紀最大の発明とネットでも騒がれてた世界初のVRゲームだ。MWОはスキルレベル制のゲームで名前通り魔法もあるが一番の売りはプレイスタイルの自由度だ。
数多くのスキル、専用のスレに載っただけでも優に1000種類を超えていた。
種族選択は大まかに、ヒューマン、エルフ、ドワーフ、ビーストから選べてビーストは細かく分けられ、ウサギ、イヌ、ネコ、クマ、ネズミ、キツネ、タヌキの中から選べた。各種族細かく特性が別れていた。
これによって色々なスタイルのプレイが可能であり、それだけではなく多くのネタスキルや職も充実して
た。俺、氷柱 雪と親友の皐月 楓はそこそこβテスト中に有名になったプレイヤーで俺は死の使い魔、楓は魔獣のご主人様なんて呼ばれていた。理由は聞くな・・・黒歴史の1ページだ。
使う武器は俺が暗器と鎌それと魔法と体術を合わせたアサシン型、楓が弓と機剣、色々な魔法を使うシューター型で基本2人で進めていた。機剣は使いこなせる人が少ない武器だ。正式な名前は機構内蔵式武器なのだが長いし基本的に剣の場合が多いためみんな機剣と呼んでいる。機剣で有名な物はチェーンソーを大きくした様な物だが楓の機剣は蛇腹剣だ。因みに普通の剣としても普通に使えるらしい。
それはさておき本サービスでの待ち合わせ場所と時間を決めて電話を切った。
本サービスの始まる当日待ち合わせ時間に合わせてVRギアをかぶりログインした、妙な違和感を覚えながらもゲームを始めようとした瞬間ノイズが目の前を埋め尽くし俺は闇に呑み込まれる様に意識を失った。
仕事が忙しくなりそうなので夏休みくらいまで投稿出来ないかも・・・
誤字等のご指摘や感想お待ちしております
拙い文章ですがこれからもお付き合いのほどよろしくお願い致します
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