2/2

プロローグ　B

Bです。２こめです。

俺と優太は、小学校が一緒だった。

でも、小学校から仲がよかったわけじゃない。

仲良くなったのは中学にあがってからだ。

中学に入って、同じクラスになり、それから部活も同じになった。

席も近かったから、すぐよくつるむようになった。

優太は、とにかく変なやつだった。

オタクで、ロリコンで、そのくせ優しくて。

中二にあがってもよくつるんだし、休日もよく一緒に出かけた。

「二人は付き合ってんの？」とクラスメイトによく聞かれた。

「そんなわけないだろ」と否定するも、自分でもよく分からなくなっていた。

俺は、優太が好きなんだろうか？

でも、男同士で恋愛なんて考えられない。

クラスメイトの女子が男同士の恋愛なんか見てはしゃいでるのを見てたけど、それは全部ファンタジーだと思ってた。

だから、自分に「優太とは友達なんだ。」と言い聞かせてきた。

だって、いつか気持ちが抑えきれなくなって、きもちわるがられて離れられるのがいやだったから。

Aと文章はほぼ同じです。

手抜きじゃありません、しようです。