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92/122

92話 ダルムの町はどこ?


◇◇◇◇◇



「ダルムの街なら、

少しだけ知っとりますぞ!」



ドワーフ長老にダルムの事を聞いてみれば、

遠い親戚がいるので、

僅かだが、知っているとの事だった。



「本当ですか?

僕達…そっちに行かなきゃいけなくて…

方角とか、道のりって分かります?」



イルが街の復旧へ携わっている

長老へ伺いを立てる。



「私ももう何十年も行ってないので、

はっきりとは、覚えてないのですが

…おお、そうだ!確か地図があった筈」


「ふむ、なら…

地図を見せて貰おう」



地図は集落にあると言い、一行は

ドワーフ集落へ再び向かうのだった。



「地図を見せて貰いに行くだけだ。

キサマら付いて来なくても

良かったのだぞ?」



リーンはイル、フィアロア…

オセまで付いて来たのに

胡乱気な目をしながらため息を吐く。



「ぼ、僕は別に…

ドワーフ族のご飯とか

目当てじゃないですけど!」


「思い切り、目当てじゃないかの?」


「そう言うフィアロアだって、

何で付いて来るんだよ?」



そんな言葉にはスルーを

決め込むフィアロアだったが…


オセは…

寂しがり屋のフィアロア様だから…

と、内心で苦笑いするのだった。


リーンも、仕方ないな…という

顔をしながら、



「まぁ、ついでだ。

ドューイの保管庫をもう少し見て行くか」



と、考える。

以前は、急ぎだった為…

最低限のアイテムしか

手にしなかったが…


この先、また旅に出るのなら、

何か入り用があるかもしれない。



「アイツの保管庫かぁ…

ろくなアイテム無かった気がしたけどなぁ?」



面倒だった迷路を思い出し、

イルは眉を顰める。



◇◇◇◇◇


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