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137/137

137話 3番目の仕掛けが見つからない〜


◇◇◇◇◇



翌日、

リーン達は星マークの3箇所目の場所に既に

到着していた。



「やっぱりここだ!

3箇所目の星マークの場所は…時計台かぁ!

凄いね!オセちゃん!推理当たってた!」



イルに褒められて、頬を赤くするオセは、

照れながら答える。



「あ、ありがとうございます…

昨日の図書館で聞いた鐘の音が、東の地域から聞こえてたんです…

地図上の3箇所目の星マークも東側にあって…

場所的にも、もしかしたらって…」


「名推理だな」


「い、いえ!推理ってほどでは無いですから!」



リーンにも持ち上げられて、オセはいよいよ困ってしまい、首を振る。



「…とはいえ、どこに仕掛けがあるか…じゃのぅ?」



フィアロアはキョロキョロと時計台の周りを見ているが…検討が付かない様子だ。



「時計台って言ったら時計部分、辺りだろう?」



フィアロアを背負いながら、イルは答える。


到着してすぐに、皆で時計台の上部…

時計の針が動いている間近まで来ていた。


時計台の管理者に事情を伝えるも、

既に数年間、この時計台を設計した技術者とは連絡が取れず、自分らは単に清掃する事くらいだし、何も分からないと言う。


小悪魔も必死に手掛かりを探しているようだが…見つからない。



「時計台のカラクリ内部にあるのだとしたら…

技術者でも無い限り…どうにもならんな」



リーンは眉を顰めため息を漏らす。



「ドューイでもいれば、大時計の解体もできたかもしれぬがのぅ」


「アイツがいたら…全部部品単位で解体してしまうんじゃないか?」



フィアロアとイルも辺りを探すも、途方に暮れているようだった。


星マークの場所までは苦も無く来れたというのに…肝心の仕掛けの場所が分からず、

一行は探し始めてから既に、数刻を経過させていた。



「こんなに探しても見つからないという事は…

時計台の内部ではなく、外観にあるのか?」



リーンは伸びをし、疲れをほぐしながら

考える。



「意外に管理人室の中だったりしてね〜」



イルが試しに、覗きに行ってみようかと

腰を上げた時…

パタン…と、後ろで小さく音がした事に気付く。



「小悪魔!!」



リーンが声を上げる。

今まで必死に手掛かりを探していた小悪魔が力無く、床に倒れたのだ。


小悪魔の体力は、限界にきていた。



◇◇◇◇◇


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