八大地獄 1話~3話
目が覚めたら地獄と呼ばれる異世界に落とされたエンは、地獄で力を手にする。
八大地獄 壱ノ章
1話 冥界
突然落とされたそこは…冥界という亡き者が落ちる言わば、「地獄」という所。そこにエンは、落とされた
エン (主人公) 「!?…俺…死んだのか…!?うわあああぁぁぁ!!」
地面スレスレでキャッチ
ダルマ(マスク男) 「間一髪ッ!」
そこは「地獄」と言うには眩しく美しい歓楽街のような場所だった
ダルマ(マスク男) 「お前…上から落ちてきたっちゅう事は、罪人か?」
何言っているのか分からないが、助けてくれた。人なのか地獄にいる鬼なのか…謎が多い…。
エン(主人公) 「あんた…誰…?俺、死んだんのか…?目が覚めたら落下してて」
ダルマ(マスク男) 「俺はここ(地獄)に住んでる「人間」だっ…それにお前ちっとは静かにしろよ、質問攻めはうぜぇっ…。あと、お前歩けるか?」
エン(主人公) 「あっ…歩けるけど…、熱!!?何だこの地面!!」
ダルマ(マスク男) 「お前、靴も履かずここ(地獄)に落ちたのか?それにマスクしろよっ、気づかれるぞ?」
無理やりマスクと靴を身につけさせられ、何も分からない状況で、歩きながら話す。
ダルマ(マスク男) 「ここには鬼がうろついてるからな…目立つと焼き殺されちまうぞ」
エン(主人公) 「目が覚めたらここに落とされてたんだ!俺はここにいる前、………ここにいる前…、思い出せない…」
ダルマ(マスク男) 「あぁ…そうゆうことね、お前…奪衣婆に記憶消されてるだろっ、奪衣婆は人間の記憶を残さず消すらしいからなっ、んでお前はここに落とされた…ここは地獄の中でもかなり危険な……。」
…奪衣婆とはなんだ?人の名前なのか…?
この場所の事やマスク男の事を知らない
人間の姿をした女性が歩いてきた。
この歓楽街は不思議だ、マスクしなくてもいい人間がいるのか。
シャラ 「おいそこのお前、ここは地獄だぞ」
エン(主人公) 「マスクしなくてもいいんですか…?」
ダルマ(マスク男) 「シャラじゃねぇか!お前もここ来てたんだなっ!」
シャラ 「お?ダルマじゃねぇかっ、それに横のヤツ…お前人間か?!ダルマに助けてもらったんだな!良かったじゃねぇかぁ!」
エン(主人公) 「マスクは…?ダメだ、この人たち…人の話聞かないタイプだ…。」
シャラ 「俺は女神だからよ、魔術で顔変えてるしっ…獄耐性ついてんだわ、でも人間には普通に見えるもんなんだな、やっぱり」
エン(主人公) 「話聞いてくれ、ここは地獄なのか?だとしたらなんで俺は生きてる感覚があるんだ…」
爆発音が鳴り響く、音と共にでかい怪獣のような物が地獄に現れる
エン(主人公) 「な…んだあの、でっかいのっ…」
ダルマ(マスク男) 「廻魔だ」
エン(主人公) 「廻魔…、?!」
ダルマ(マスク男) シャラ 「廻魔退治と行くか」
2話 廻魔
廻魔と呼ばれる魔獣は、ここ(地獄)には普通に現れる怪物らしいが、それにしても大きすぎる…
この怪物と今からシャラ、ダルマ(マスク男)が戦うと言うのだ
ダルマ(マスク男) 「廻魔はやっぱでけぇな」
シャラ 「これ片付けたら謝礼とか出ねぇかな」
ダルマ(マスク男) 「出るわけねぇだろ」
何を話しているんだ…この人たち、どう考えてもピンチでしょうに余裕ぶっている。
廻魔が攻撃を仕掛けてくる、全ての攻撃をかわし、シャラが目玉に一撃入れる
シャラ 「ダルマ!」
ダルマ(マスク男) 「ほらよっ!」
露出した核に一撃入れ、廻魔を2撃で仕留めた
この人たち、何者なんだ?
ダルマ(マスク男) シャラ 「俺たちは、ここ(地獄)の廻魔狩りだ」
エン(主人公) 「廻魔…狩り…?」
ダルマ(マスク男) 「まぁ、お前…そんな格好じゃあれだっ、うちに来い」
ダルマ(マスク男)やシャラが住むアジトに案内してもらった、廻魔は人間は勿論、鬼も食うらしい…。
ダルマ(マスク男) 「お前なんも知らなそうだから、色々教えてやる、まず…お前はまだ死んでない。知ってるだろうがここは焦熱地獄って言う所だ…んで、お前が居た所は獄体制がなけりゃ一息で死んじまう…」
エン(主人公) 「焦熱地獄ってなんだ…色々分からないんだ…」
ダルマ(マスク男) 「まぁ、お前が今いるここは、焦熱地獄でも1番安全な地帯だ、焦熱地獄にいる人間は拾われる人が居なきゃ、みんな鬼に焼き殺され食われる…俺はここで20年生き残ってる。」
シャラ 「俺は女神だがここ(地獄)にいる、何故だとか思わぬようにな」
ダルマ(マスク男) 「ここ(地獄)には八つの地獄が存在している事が分かってる。俺たちはその事を…八大地獄と読んでいる…、その中でもここはかなり危険な地帯でな、灼熱の炎で焼き殺される焦熱地獄だ…お前がそこに落ちた時俺が居合わせたのは奇跡だ、そういや名前…聞いてなかったな」
エン(主人公) 「俺はエン、よろしくっダルマさん」
ダルマ(マスク男) 「まぁ、よろしくな」
ドアをノックする音 「コン、コン、コン」
??? 「ドア…アケロ…イル…ナ」
???「クラク…クロイ…シン…エンニ」
ドアを開ける
シャラ 「おいお前、俺らんちの前で変な念仏唱えんな…」
???「クロク…ノマレヨ……絶」
シャラ 「いいからさっさと出ていけ」
ゲンコツを振り下ろそうとしたその瞬間
片手が吹っ飛び血が吹き出る
ダルマ(マスク男)が焦った表情で
ダルマ(マスク男) 「シャラ!!!そいつから離れろぉぉ!!!」
シャラ 「え…、?」
??? 「ワタシ…、アビジゴク…ノ……マジン…ニン…ゲンハ…ゼンメツ…ゼツメツ」
超高速に動くこの化け物は、自分を阿鼻地獄の魔人と言い放ち、その間およそマッハにも満たす速度でシャラの腕を切り落とし…ダルマ(マスク男)の腹に一刺し刃物のような物を刺した
そのスピードをエン(主人公)は、追っていた…
刃物を刺しきる前に…魔人の刃物を止めたのだ
エン(主人公) 「魔人って言ったな…、ダルマさんは俺を助けた命の恩人だ、ここで死なせる訳には行かない」
ダルマ(マスク男) 「おい、エン…お前それ」
3話 廻人
ダルマ(マスク男)とシャラが廻魔を倒した時、エンは廻魔から廻素を吸引していたのだ。
廻素とは、廻魔から取れる魔力量のようなもの
この廻素は、人間の限界を底上げする、魔素のようなものなのだ…それをエン(主人公)が、作り出す体内エネルギーと結合し…言わば、
廻人を作り上げてしまった
??? 「カイ…ジ…ン…、フウイ…ン…サレシ…イダイナ…オカタ」
エン(主人公)に宿るその体内エネルギーは、
廻素と互換性が高く、人間の限界を超えていた
ダルマ(マスク男) 「か…廻人…だと…!?」
シャラ 「おいおい、こんなんありかよ」
エン(主人公) 「…。」
??? 「イチジ…キュウセン…ダ…」
言い放ち消えてゆく阿鼻地獄の魔人
エンの姿が元に戻り、シャラは左腕が無くなったが女神なので腕を再生させた、ダルマ(マスク男)はエンが止めていなければ即死だった、消えていった魔人の行方は分からぬまま…。1ヶ月が経った…魔人に見つかったので、今のアジトを移動し、別のアジトに住み着く事に…
エン達は、歓楽街の中に鬼に変装し街にでていた。
エン(主人公) 「ニラとひき肉買ってこいって、ダルマさんも俺たちの事こき使いますね。」
シャラ 「まぁ、ダルマは元々あぁだからな。」
ダルマ(マスク男)に頼まれ歓楽街に来ていたエンとシャラは食料の調達中、鬼の会話が聴こえて来たのだ。
鬼 「お主、ここは焦熱地獄であるぞ…そのような貧相な格好で街を歩くな。」
??? 「すいません、私はあなた方のように過度な露出は控えておりますゆえ、ご理解頂いてくださいまし」
鬼 「お主のような鬼がいるから、大焦熱の奴らにコケにされるんだ。」
エン(主人公) 「おい、いくら鬼でもあんな差別あっていいのか?」
シャラ 「仕方ないだろ、人間にあるように鬼にもあるだろ…、見過ごせ」
アジトに帰宅後、エンは悩んでいた。人間にもあるように…鬼にもあるんだ、鬼は常日頃から人間が落ちてくると火炙りにして食べると聞く
それは人間が生きるために家畜を殺して食べるのと一緒だ…人間と鬼は似ている、そう考えていた。
次の日
エン(主人公) 「おはよ〜…はぁぁ〜……え、、誰…?」
そこには、鬼のお面を付けた可憐な人が座っていた。
ダルマ(マスク男) 「あ〜、そいつ今日からここに住むことになってな、この家も騒がしくなるぞー?」
エン(主人公) 「この鬼の面…この前鬼に愚弄されてた人だっ、え…人だったのかっ」
ジロジロ見つめられてる、視線がすごい…それに一言も喋らない。
エン(主人公) 「あの、名前なんていうの?」
ミヤ 「ミヤ・ナラク」
そう名乗ると、彼女は視線を逸らした。
変な人が来たなぁと、ため息を吐くエン
ダルマ 「ミヤはうちの知り合いの子でな、知り合いがしばらく遠出に出るもんで預かってくれって、言うこと聞かなくてな?」
エン(主人公) 「あんたもな…、地獄にも人がいるとは思わなかった。まぁ、現にダルマさん達がいるから居ないとは言えないけど」
ダルマに知り合いの話を聞いた。その知り合いは、この地獄でギルドのような物を営んでいると聞いた。明日の朝、ダルマがそこに用があるらしいので連れて行ってもらう事に
ダルマ 「エンが着いてきてぇっつーなら、来るか?」
シャラ 「地獄をよく知るいい機会じゃねぇか、ここだけじゃあれだっ、行ってきな」
エン(主人公) 「確かに、ここに来て1ヶ月以上経つのに俺はこの街のこと以外を知らなさすぎる、連れて行ってくれ」
ダルマ 「はいよっ」
そう言ってエンがダルマと車で大焦熱地獄の近くまで行くことが確定した。
次の日 ダルマに連れられ、エンとダルマは車庫に向かった
エン 「す、すげぇ…!ここ(地獄)にも車あるんだな、ダルマさん!」
ダルマ 「まぁ、全部オンボロだけどなっ」
エン 「オンボロでもこんなに沢山の車を所有出来るのは貴族じゃなきゃ出来ない事だよ!」
エンは車庫に停めてある車を見るやいなや、興奮していた。ふーんって顔でダルマはエンを見つめていた、何やら嬉しそうだ
ダルマ 「ほら、乗れよっ……出発だっ」
エン 「うん!」
エン達は車で1日経つ程の焦熱地獄下層を目指し、ブロロロという音を立てながら出発した。
色々不慣れではありますが、初めて小説を書いて見ました。来週辺りに続きを出せたらいいなって思います




