NO,1 「崩れる、街」
「ここ、やっとけよー。」
先生は朝自習の説明をしたら教室を出て行った。
「さあぁて。俺も始めるかな。」
そういって筆箱から鉛筆を取り出し、やり始めようとしたその時!
「なんか揺れてないか?」
「気のせいだよ。」
「いや…本当に……」
その瞬間、教室はシェイクされるように揺れ始めた。
何だ!?何が起きたんだ!?
机の中に慌ててはいると、上から電気が落ちてきた。
「バチッ!バチバチバチ!!」
漏電している。と、天井も落ちてきた。このままでは机ごと俺が潰されてしまう。
「は……早くこっちへ……!!」
雄大が手をさし伸ばした。
机からは脱出できたが、その後、謎のめまいが襲ってきた。
あぁ、俺はどうなるんだ。今にも気絶しそうな感じ…。
俺は意識が朦朧として、暗い闇の中へ吸い込まれていった。
「卓也!?卓也!?」
誰かが呼んでいる。目を開けると雄大がいた。
「ゆ……雄大………」
「はぁ……良かったー。」
「地震かぁ…」
周りでも沢山の人がうずくまっていた。
「はっ…………!?」
教室が半分になっていたのだ。
そして、下には血だらけになった友達が沢山いた。
「し……死んでる…」
二人はただただ呆然としていた。
しばらくして外へ避難しようとした。
しかし、途中で余震があったりと、1分でつくはずの体育館が5分もかかった。
体育館に着くと、生徒の生存を確認する先生たちがいた。
が、その瞬間体育館の屋根が崩れた。
人々はパニックに陥り、僕だ私だとあせりだした。
「みくるぅ!!」
みくるは体育館の屋根に潰されそうになっている。
このままではみくるは潰されて死んでしまう。
これから彼らはどのような行動を取るのか!?




