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NO,22 「愛菜へ」
話しがとんでスイマセン。
愛菜が学校から帰った後の話です。
実は、卓也、雄大、愛菜三人とも携帯電話を持っている。
雄大の入院していた病院は携帯使用可能であった。
「ただいまー。」
「おかえり。今日は?」
「別にー。」
愛菜のいつもの何気ない会話だ。
バッグを下ろして、久しぶりに携帯電話を開いた。
「あれ?雄ちゃんから来てる…」
メールを開くと遺書のようなものが書いてあった。遺書ではないと思うが。
受信日は雄大が亡くなる3日前、お見舞いへ言ったときの日だった。
「”愛菜へ。お見舞いありがとう。卓也にも、愛菜にも元気付けられて、
何だか元気が出てきました。卒業証書をくれたときは嬉しかったよ。
ありがとう。俺も退院できるようにがんばるから、愛菜達もがんばってね。”」
「雄ちゃん………」
愛菜は携帯を抱きしめながらいつの間にか眠っていた。
「!?」
愛菜は目が覚めた。
「ふぅー」
一息ついたら、母親が呼んでいる。
「ご飯よー」
「はーい、今行きまーす。」
なんだか、気持ちよくなってきた。
明日が楽しみで、勇気がわいてきた。
雄大、ありがとう。
次回は最終回です!




