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残酷世界  作者: buutonton!!
15/26

NO,12 「説教」



(なんだ、こいつ…。こいつのことならもっと粘ってくるような感じがするのに…。

俺が悪いって…あたしは悪くないって。)



「咲ちゃん、何言ったの?よっぽどなこと言わないと、こんなに怒らないわよ。」


「雄大がガンだってバカにした…。」


「何てことを!病気の人をバカにするなんて、酷いわよ。

そういうことは、人間としてやってはいけないことじゃない。

物事の判断は出来るんだから、もう少し考えてから物を言いなさい。

そういうのは、いじめとも言うのよ。」


多分、正直に言ったほうが、収まりが早いと思ったのだろう。


悪知恵働かせやがって…。と、思っていると晴美先生は今度は俺のほうを見た。


「あなたも、殴ることはないでしょう!怪我させたらどうするつもりだったの。

人を殴ったりしてはいけません。」


その通り。あの時は腹が立っていたから…。



「さぁ、二人ともこれからは気をつけるのよ。」


俺は心の中で返事をした。すると、晴海先生は怒鳴った。


「返事をしなさい!」


「はい…。」


「よろしい。」



俺たちは教室に戻った。


「なぁ、あっち行ったとき、何言われた?」


「何でもないよ…」


「何でもないことはないだろう。」


「だから、何でもねぇっつってるだろう!」


と、俺は知らないうちに拳を友達に向けていた。


(はっ!)


人に暴力はふってはいけない。俺は手を戻した。


「なんだよ。教えてくんねぇのかよ。」


俺は無視した。


「ちぇっ……」


セーフ。


俺は、給食の準備を始めた。

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