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NO,10 「雄大、あのさ」
「雄大、あのさ…。」
「ん?」
「再発…してた。」
「やっぱりか……」
「え?」
「いや、朝から頭痛かったし、再発してるなとは思っていた。」
その事情を聞いてから、愛菜は、雄大にこういった。
「約束……してくれるかな?」
「ん?」
「絶対に、置いていかないで…。」
「…分かった。」
「あたしのこと…置いていったら……絶対に許さないから……
だから…約束だよ。」
「…分かった。絶対約束する。」
それを言い終えると、愛菜は帰っていった。
その後、雄大は卓也に聞いた。
「俺、なんか悪いことしたかな…」
「バカ、絶対してないって!それに、俺はこう思うんだ。
病気は神からの試練じゃないかって。心が綺麗な人は
その試練にいかに立ちむかうか。だから、雄大はその試練を成功してくれ。
がんばってない人なんかにそんな試練与えたって、無理さ。だから、
雄大はとってもいい人なんだ。いや、とってもいい人だ。」
「卓也…ありがとう……」
明日から雄大の闘病生活がまた始まる。
また短くてスイマセン。




