無罪?有罪?いや魔女裁判です。
今日、夜にもう1話投稿します
「えー、被告はいきなり美少女を泣かせたという、
ハラスメントを行いながらも、その美少女に抱き
つくという、セクハラも行った為、死罪に処しま
す。」
そう言って、教壇で魔女裁判さながらの、判決を下す、大助…っておい⁉︎
「ちょっと待て⁉︎
色々、おかしいだろ⁉︎
なんで、俺命の危機に晒されてるの⁈」
そうなのだ、あの後俺は男子達によって前の方に連行させられて、無理矢理正座させられた挙句、今の理不尽な判決を下された所だった。色々、事実が湾曲されている…
男子共に連行された時、俺は余りにも意味が分からなかったため、先生に
てか、先生も止めて下さいよ!
もう、ホームルーム終わって1限目始まってますよ⁉︎と言う感じに先生に訴えたのだが
「あー、大丈夫よー?
今日の1限目は丁度私の担当だったし。
そんな事よりも今は、この裁判の方が重要だ
よ〜」
と言う、意味のわからない返答を頂いたのだった…。
いや、あんた教師だろ⁉︎そんなでいいのか⁉︎
しかも、これ下手しなくともいじめだよ⁉︎
普通助けるのが、先生ってもんでしょ!
「えー、被告が戯言をぬかしておりますが、
誰か、弁護する方はおりますでしょうか?」
「「「「「・・・」」」」」
大助の問いに題して、誰も返答しない…
「ねぇ、マジで待って⁉︎
事実が湾曲してるでしょ⁉︎
誰か弁護してくれてもいいんじゃないかなぁ
ー!」
「えー、誰もいないようですので、これより罰則に
ついて話あいたいと思います。
これはと思う死刑方法を言ってください。」
「無視⁉︎無視なんですか⁉︎」
誰も俺の味方をしてくれない…シクシク
「とりあえず、埋めるか」
「山、海、コンクリどれがいいよ?」
「山じゃね?」
「えー、それじゃつまんない〜」
「そうよ、もっと辱めてから、処刑しないと!」
「じゃあ何がいいかなぁ〜?」
男女関係なく、俺の処刑方法を話してる…ガクガク
「えー、皆んな、いいかな?
とりあえず、私が思っていることを伝えせて?」
そう、柚月は立ち上がりながら言ってきた。
柚月〜‼︎俺は信じてたぞ!
さぁ、言ってやってくれ!
こんなのは今すぐやめるべきだって‼︎
「まずは…
あーくん、いつまでユーちゃんに引っ付いてる
の⁉︎
わたしも、じゃなくて、いくら何でもおかしい
よ!
早く、離れなさい!」
違う、そうじゃない⁉︎いや、確かにあきまるが引っ付いているのはおかしいかもだけど⁉︎
そうなのだ、実はあきまるはあの後も俺に抱きついたままなのだ。女の子って柔らかいんだなぁ〜
「そうだそうだ!」
「柚月ちゃんの言う通りだぞ!」
「早く離れろ!」
「羨ましいんじゃ、ボケー!」
「死ね!、童貞やろー!」
鬼の形相で、男子が同意してる〜。シンプルに怖い!てか、童貞言うな恥ずかしいだろうが⁉︎
「あー、あきまる…?
とりあえず、一旦離れてくれないか?」
「…いやっ!
離れたくないもん!
えー、駄目…?」
「…ぐはっ」
可愛すぎる!涙目の上目使いは卑怯すぎる…
「こらー、我儘言わないの!
ほら、和也も手伝って!」
「はぁ、仕方ないなぁ〜」
「いや〜、ゆっちゃんの意地悪〜‼︎
ゆうまるー、ゆうまるー‼︎」
そう言いながらこちらに近づいてきた柚月と和也は
あきまるをの腕を掴んでらそのまま、後ろの方に連れて行ってしまったのだった。なんか、宇宙人が捕まった時のようだな…
てか、これ、そもそも転校生の挨拶だったはずでは…?
「えー、ではリア充クソ野郎の死刑方法の続きを
話したいと思います
引き続き、意見をどうぞ」
「首吊り〜」
「水攻め〜」
「晒し首じゃーー!」
怖い怖い怖い⁉︎
マジで、俺殺される!
「はい、裁判長‼︎」
「はい、柚月さん!
他に何かありますか?」
おー、柚月〜信じてたぞ!
今度こそ頼む!
「撲殺がいいと思います‼︎」
「「「「「賛成‼︎」」」」」
そう言って、クラス全員が立ち上がってこちらに向かってきてる⁉︎
「ちょっと、待て待て待て⁉︎
何で、皆んなこっちに近づいてきてるんだよ⁉︎
なぁ、ちゃんと話し合おうぜ!
俺たち、友達だろ?」
「「「「「リア充の友達なんていない‼︎」」」」」
「お前ら、マジでふざけんなよ⁉︎
てか、何で先生も混じってるんですか⁉︎
この状況を止めて下さいよ‼︎」
「えー、リア充さんに友達ではないのは同意なの
で、問題ありません‼︎」
「あんた、それでも教師か⁉︎」
「それでは、皆さん、刑の執行をお願いします‼︎」
「やめろー‼︎」
「「「「「問答無視‼︎」」」」」
そうして、俺はみんなからボコボコにされるのであった…
あんまりだ…シクシク
前置きにも記載しましたが、この後夜にもう1話投稿します。
そちらと併せて読んで頂くと、物語の展開がわかりやすとかと思います。
よろしくお願いしまーす。