希望
毎日何気ない日々を送り、
毎日何気なく友達と喋り、
毎日何気なく過ごし、その何気なくで、君は本当に満足しているだろうか。
テレビに映っているアスリートなどを見て、自分自身を重ねている人も多いのではないだろうか。
希望を持つことは、簡単だが、実現は難しい。
アスリートの夢は、とても大きく、壮大だ。
周りからは、批判されるかもしれない。
叶うわけがない。よくやれるね。
試合に勝てないのに、全国制覇とか言うなよ。などと批判されながらも、数年の時を経て、全国制覇の夢を叶えた者も沢山いる。
君の夢はなんだろうか?
公務員になって、安定した収入を得て自由に過ごすことだろうか。
または、プロのスポーツ選手になって、日本を背負っていきたいと志しているのだろうか。
色んな夢があるが、どれも素晴らしい夢だと思う。
叶えるために、技術の鍛錬に真剣に取り組んだり、勉強を毎日何時間もしているのだと思う。
その姿勢はとても素晴らしいと思う。
夢の実現のために、毎日頑張っていると思う。
だけど、私は問いたい。
道中で満足していないか?
夢の途中で妥協していないかい?
なにか良い結果がつくたびに、満足していないか?
大会で優勝したからって、調子に乗っていないかい?
夢を断念する者も沢山いるが、事例を見ると皆に共通点がある。
それは、途中で調子に乗って結果がついてこなくなったり、妥協して自分と向き合わなくなることが共通点に挙げられている。
希望の裏には絶望がある。
いわゆる、対義語だね。
対義語は決して国語の世界だけに存在しているわけではなく、日本にも、そして、世界中にも存在しているんだ。
希望がなくなったら、絶望となってしまう。
それは嫌だよね。自分に災難が降りかかって、嫌な状態が長続きしてしまうのは、皆が嫌なことだと思う。
アスリートは、結果が出るまで懸命に努力するが、アマチュアは結果が出なくなると途中で投げ出す。
これが、君が尊敬する人の生き様の分岐点でもある。
それは、横断歩道を赤信号で渡るか青信号で渡るかのような細かな違いであるんだ。
強くなりたければ、一つ一つのことに意味を持たせる。
毎日何気ない日常にも意味を持たせる。
自問自答し、日常の中で答えていく。
尊敬される人は、毎日必ず何回も何回も繰り返しているんだ。
これが、希望だ。
尊敬される人になりたくて、こんなに頑張っているわけじゃない。
私は、生意気になれと言っているわけじゃない。
自分の夢の実現のために、希望を持って行動している事が人から認められ、尊敬される。
このことは勘違いしないで欲しい。
私が伝えたいことは、こういうことだ。