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三秒殺しの日常  作者: 縁碕 りんご
日常~4月下旬~5月上旬
24/104

でも謎は残っている

 この時点で謎はのこっている。


 結局、黒錐先輩達を乗せたあのタクシーを体当たりしてきたという黒い車の正体は?


 「その筋の人に殺されかけた。誰が雇ったかわかっている」と言った琴峰さん。本当のことを訊こうかと思ったけど、黒錐先輩にも咲真にも「知らない方がいいこともある」と言われた。


 一体誰がそんなひどいことをして、誰がそんなことを命じた?


 どうしてあのクソバカ野郎の琴峰パパは、娘と話さないのか。後から頭を冷やしてよく考えてみると、単に嫌いだからってわけじゃなさそうだ。


 

 何より、子規くんは普通にテレビでやっているような大犯罪を本当に犯したのか?なんとなく、なんとなくなんだけど―――あの子はすごくいい子だ。とても犯罪を犯すとは思えない。事件のもみ消し云々は釈然としないけど、その思いがあったからこそ、そして心ちゃんに学園にいてほしかったからこそ、私は口を閉じて黙っていたんだ。


 そして咲真。

 どうしてあんなに琴峰さんに対して酷いことが言えたのか。

 

 『いらない質問を何度もしてきたからだ』と彼は言った。どうして声がでないのか、何があったのか、いちいちあつかましく訊こうとした。病気がちな自分自身と、声を出せない咲真自身を勝手に一緒にされて、変な連帯感をもたれたことが我慢ならなかったという。


 で。アラステアとアレックス。

 あぁ、何か神経過敏でいろいろと心配になってきた。こいつらも訳ありだったりするんじゃないのか?これ以上面倒事に巻き込まれることがありませんように。



 この先ゆっくりと、謎は明るみになって。そのたびに私はキレまくっていく。



 

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