三題噺 雪 月 花
お題「雪 月 花」
愛していた。
狂ってしまうほど愛していた。
超えてはいけないものを超えて、愛していた。
雪のように綺麗
月のように美しく
花のように好かれる・・・
そんな人を愛していた。
だから怖かった。
知らないうちに傷つけて、勝手に苦しんで・・・
嫌だった。けど不器用な自分ではどうしようも無かった。
そして・・・
何より居なくなることが一番怖かった
雪のように溶けてなくなり
花のように散り
新月のようにちょっと消えるのすら嫌で怖かった。
でも傷つけるのが嫌で嫌で自ら離れた。
離れたことで自分が壊れることもあった
でも、今は違う。
普通に「正しい愛」を持っている
一人ではないし、何よりもう壊れてなどいない。
だから・・・
形は違えどもう一度、彼を「好き」になりたい
「愛」ではなく「友達」として・・・
例え雪のように冷たくても
例え月のように雲に隠れてても
例え花のようにつぼみを閉じていても・・・
実はコレお題を出されて本文書いてる時ビックリしました。
この作品のモデルは自分自身。
若さ故の過ちを文章にすると賢者タイムが訪れますw
でもそれを晒してこそレベルアップすると信じて・・・
コメント、感想お待ちしております!僕の活力になっちゃいます!